2024年02月19日 定例会
令和 6年第 1回定例会
令和6年2月19日(月曜)
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│ 議 事 日 程 第1号 │
│ 令和6年2月19日(月曜)午前10時開議 │
│ 第 1 会期の件 │
│ 第 2 議第 1号 専決処分の報告について │
│ 第 3 議第 2号 令和6年度熊本市一般会計予算 │
│ 第 4 議第 3号 同 国民健康保険会計予算 │
│ 第 5 議第 4号 同 母子父子寡婦福祉資金貸付事業会計│
│ 予算 │
│ 第 6 議第 5号 同 介護保険会計予算 │
│ 第 7 議第 6号 同 後期高齢者医療会計予算 │
│ 第 8 議第 7号 同 農業集落排水事業会計予算 │
│ 第 9 議第 8号 同 産業振興資金会計予算 │
│ 第 10 議第 9号 同 競輪事業会計予算 │
│ 第 11 議第 10号 同 植木中央土地区画整理事業会計予算│
│ 第 12 議案 11号 同 奨学金貸付事業会計予算 │
│ 第 13 議第 12号 同 公債管理会計予算 │
│ 第 14 議第 13号 同 病院事業会計予算 │
│ 第 15 議第 14号 同 水道事業会計予算 │
│ 第 16 議第 15号 同 下水道事業会計予算 │
│ 第 17 議第 16号 同 工業用水道事業会計予算 │
│ 第 18 議第 17号 同 交通事業会計予算 │
│ 第 19 議第 18号 令和5年度熊本市一般会計補正予算 │
│ 第 20 議第 19号 同 国民健康保険会計補正予算 │
│ 第 21 議第 20号 同 介護保険会計補正予算 │
│ 第 22 議第 21号 同 後期高齢者医療会計補正予算 │
│ 第 23 議第 22号 同 農業集落排水事業会計補正予算 │
│ 第 24 議第 23号 同 産業振興資金会計補正予算 │
│ 第 25 議第 24号 同 競輪事業会計補正予算 │
│ 第 26 議第 25号 同 植木中央土地区画整理事業会計補正│
│ 予算 │
│ 第 27 議第 26号 同 奨学金貸付事業会計補正予算 │
│ 第 28 議第 27号 同 公債管理会計補正予算 │
│ 第 29 議第 28号 同 病院事業会計補正予算 │
│ 第 30 議第 29号 同 水道事業会計補正予算 │
│ 第 31 議第 30号 同 下水道事業会計補正予算 │
│ 第 32 議第 31号 同 交通事業会計補正予算 │
│ 第 33 議第 32号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条│
│ 例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 34 議第 33号 熊本市職員の退職手当に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 35 議第 34号 熊本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改│
│ 正について │
│ 第 36 議第 35号 熊本市附属機関設置条例の一部改正について │
│ 第 37 議第 36号 熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に│
│ ついて │
│ 第 38 議第 37号 熊本市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正について│
│ 第 39 議第 38号 熊本市長等の給与に関する条例の一部改正について │
│ 第 40 議第 39号 熊本市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に│
│ 関する条例の一部改正について │
│ 第 41 議第 40号 熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁│
│ 償に関する条例の一部改正について │
│ 第 42 議第 41号 熊本市企業管理者の給与に関する条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 第 43 議第 42号 熊本市教育長の給与等に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 44 議第 43号 熊本市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する│
│ 条例等の一部改正について │
│ 第 45 議第 44号 熊本市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関す│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 46 議第 45号 熊本市消防事務に関する手数料条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 47 議第 46号 熊本市手数料条例の一部改正について │
│ 第 48 議第 47号 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する│
│ 法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整│
│ 備に関する条例の制定について │
│ 第 49 議第 48号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関│
│ する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条│
│ 例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 50 議第 49号 熊本市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営│
│ に関する基準を定める条例を廃止する等の条例の制定│
│ について │
│ 第 51 議第 50号 熊本市障害者福祉センター希望荘条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 第 52 議第 51号 児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係│
│ 条例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 53 議第 52号 熊本市精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基│
│ づく任意入院者の症状等の報告に関する条例の一部改│
│ 正について │
│ 第 54 議第 53号 熊本市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定め│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 55 議第 54号 熊本市水道条例の一部改正について │
│ 第 56 議第 55号 熊本市上下水道事業企業職員の給与の種類及び基準を│
│ 定める条例の一部改正について │
│ 第 57 議第 56号 熊本市中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金│
│ を受け取る権利の放棄に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 58 議第 57号 熊本市新型コロナウイルス感染症農漁業者金融対策基│
│ 金条例の制定について │
│ 第 59 議第 58号 漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正す│
│ る法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制│
│ 定について │
│ 第 60 議第 59号 熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部│
│ 改正について │
│ 第 61 議第 60号 熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定め│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 62 議第 61号 熊本市軌道条例の一部改正について │
│ 第 63 議第 62号 市道の認定について │
│ 第 64 議第 63号 同 │
│ 第 65 議第 64号 同 │
│ 第 66 議第 65号 同 │
│ 第 67 議第 66号 同 │
│ 第 68 議第 67号 同 │
│ 第 69 議第 68号 同 │
│ 第 70 議第 69号 同 │
│ 第 71 議第 70号 同 │
│ 第 72 議第 71号 同 │
│ 第 73 議第 72号 同 │
│ 第 74 議第 73号 同 │
│ 第 75 議第 74号 同 │
│ 第 76 議第 75号 同 │
│ 第 77 議第 76号 同 │
│ 第 78 議第 77号 同 │
│ 第 79 議第 78号 同 │
│ 第 80 議第 79号 同 │
│ 第 81 議第 80号 同 │
│ 第 82 議第 81号 同 │
│ 第 83 議第 82号 同 │
│ 第 84 議第 83号 同 │
│ 第 85 議第 84号 同 │
│ 第 86 議第 85号 市道の廃止について │
│ 第 87 議第 86号 同 │
│ 第 88 議第 87号 和解の成立について │
│ 第 89 議第 88号 包括外部監査契約締結について │
│ 第 90 議第 89号 熊本広域行政不服審査会を共同設置する地方公共団体│
│ の数の増加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約│
│ の変更について │
│ 第 91 議第 90号 御船町甲佐町衛生施設組合と熊本市との間における一│
│ 般廃棄物の処分に関する事務の委託について │
│ 第 92 議第 91号 益城、嘉島、西原環境衛生施設組合と熊本市との間に│
│ おける一般廃棄物の処分に関する事務の委託について│
│ 第 93 議第 92号 上益城郡山都町と熊本市との間における一般廃棄物の│
│ 処分に関する事務の委託について │
│ 第 94 議第 93号 熊本市と山鹿市との間におけるし尿及び浄化槽汚泥の│
│ 処理に関する事務の委託について │
│ 第 95 議第 94号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更│
│ 及び規約の一部変更について │
│ 第 96 議第 95号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更│
│ に伴う財産処分について │
│ 第 97 議第 96号 特定の事務を取り扱う郵便局の指定の一部変更につい│
│ て │
│ 第 98 議第 97号 軌道整備事業の実施について │
│ 第 99 議第 98号 工事請負契約締結について │
│ 第100 議第 99号 熊本市基本構想及び熊本市基本計画の策定について │
│ 第101 議第100号 熊本市介護保険条例の一部改正について │
│ 第102 議第101号 熊本市国民健康保険条例の一部改正について │
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午前 9時59分 開会
○田中敦朗 議長 令和6年第1回定例会は本日をもって招集されました。
これより会議を開きます。
本日の議事に入るに先立ちまして、申し上げます。
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に対し、哀悼の意を表するため、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。
〔全員起立〕
○田中敦朗 議長 黙祷。
(黙祷)
○田中敦朗 議長 黙祷を終わります。
御着席願います。
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○田中敦朗 議長 次に、会議規則第83条の規定により、会議録署名議員を指名いたします。
荒川慎太郎議員及び松本幸隆議員にお願いいたします。
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○田中敦朗 議長 日程に入るに先立ちまして御報告いたします。
まず、去る2月6日、筑紫るみ子議員より大都市行財政制度に関する特別委員の辞任願が提出されましたので、熊本市議会委員会条例第10条ただし書の規定により、同日付、本職において許可し、その後任として、同条例第4条第3項の規定により、2月14日付、中川栄一郎議員を選任いたしました。
次に、市長並びに監査委員より、関係法令に基づき送付を受けました報告書類は、お手元に配付いたしておきましたので、これにより御承知願います。
以上、御報告いたします。
〔配付した書類〕
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│ 市長より、 │
│ 地方自治法第180条第2項の規定に基づく │
│ 報第 1号 専決処分の報告について │
│ 報第 2号 同 │
│ 報第 3号 同 │
│ 報第 4号 同 │
│ 報第 5号 同 │
│ 報第 6号 同 │
│ 報第 7号 同 │
│ 報第 8号 同 │
│ 報第 9号 同 │
│ 報第10号 同 │
│ 報第11号 同 │
│ 監査委員より、 │
│ 地方自治法第199条第9項の規定に基づく │
│ 熊監発第311号 定期監査の結果について │
│ 熊監発第316号 財政援助団体等監査の結果について │
│ 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく │
│ 熊監発第322号 例月出納検査の結果について │
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────────────────────────────
○田中敦朗 議長 日程第1「会期の件」についてお諮りいたします。
今回の定例会の会期は、本日から3月22日まで33日間とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中敦朗 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から3月22日まで33日間とすることに決定いたしました。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 日程第2ないし日程第102を一括議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 提案理由の説明に先立ちまして、4点御報告申し上げます。
まず、昨日18日に開催いたしました熊本城マラソン2024について御報告いたします。
第11回目となる今回の熊本城マラソンは、天候にも恵まれ、国内外から約1万4,000人のランナーの皆様に御参加いただきました。
運営に従事されたボランティアなどの関係者の皆様をはじめ、沿道から応援いただいた多くの市民の皆様方のおかげをもちまして、盛況の下に無事終えることができました。
ここに改めまして、開催に当たり御尽力いただきました関係者の皆様並びに沿道で温かい応援をいただきました市民の皆様に対しまして、心から厚く御礼申し上げます。
次に、令和6年能登半島地震への対応について御報告いたします。
本市におきましては、これまで災害マネジメント支援をはじめ、災害廃棄物支援や応急給水活動並びに避難所運営支援等を行う職員を延べ266名派遣し、熊本地震の経験を生かした対応を行っております。
引き続き、関係機関等と連携し、被災地へ必要な支援を行うとともに、被災者の本市への受入れをはじめ、日々刻々と変化する状況に応じた支援を追加するなど、被災者の皆様に寄り添った対応を進めてまいります。
なお、本年4月で熊本地震から8年が経過いたします。
議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましては、今回の地震を契機に防災対策、特に備蓄物資などについて改めて御確認いただき、防災対策の徹底をお願いいたします。
次に、海外訪問について御報告いたします。
去る1月29日~2月2日にかけて、半導体関連企業進出に伴う行政課題の調査や、ビジネス交流拡大に向けたトップセールス、友好交流都市である高雄市との交流促進を目的に、田中議長をはじめとする市議会の皆様と共に、台湾の高雄市、台南市、新竹市、台北市を訪問いたしました。
行政課題の調査では、TSMC本社を訪問し、地下水保全等の環境問題について意見交換を行い、市民皆様への分かりやすい情報発信をお願いいたしました。
そのほか、TSMCの工場がある台南市及び新竹市への表敬訪問、工場周辺の視察、意見交換等を行うとともに、現地の金融機関や日本政府関係機関等を訪問し、トップセールを行うなど、各分野のキーパーソンとのネットワークを構築してまいりました。
また、友好交流都市である高雄市を表敬訪問し、昨年末に延伸工事が完了した高雄LRT環状線の視察のほか、高雄市に建設中のTSMC工場に係る環境や交通、住宅に関する取組などについて意見交換を行いました。
なお、TSMCにおきましては、熊本県内にJASM第2工場を建設し、2027年末までに稼働開始を目指すことが、去る2月6日に発表されました。
半導体関連企業の誘致強化を進める本市といたしましても、歓迎すると同時に進出による本市への経済波及効果が最大限になるよう努めてまいります。
一方、環境の保全、交通対策、住環境の整備、人材確保支援等の課題への対応がこれまで以上に重要となることから、今回の訪問で得られました成果を生かし、今後の効果的な施策の展開につなげてまいります。
最後に、熊本市第8次総合計画の策定について御報告いたします。
熊本市第8次総合計画は、本市の最上位の計画であり、今後の長期的なまちづくりの方針を示す重要な計画です。
そこで、計画の策定段階から、庁内における議論はもとより、各区において計5回開催いたしました市長とドンドン語ろう!等を通じて、市民の皆様から多くの御意見や御提案をお伺いいたしました。
また、市議会におきましても、定例会ごとに総務委員会を中心に、各常任委員会で御議論いただき、今回、議案として提出させていただいております。
この中で、基本構想に掲げるめざすまちの姿を、市民が住み続けたい、だれもが住んでみたくなる、訪れたくなるまち、上質な生活都市とし、あわせて、めざすまちの姿を実現するために必要な取組を分野横断的なビジョンとして体系化しております。
今後は、このビジョンに基づき、誰もが明るい未来を展望し、希望を抱くことができるまちづくりを行うため、全庁一丸となって取り組んでまいります。
それでは、改めまして、令和6年度当初予算編成に当たっての考え方について御説明いたします。
先ほど申し上げましたとおり、新年度は第8次総合計画が始動する大変重要な1年となります。
本市が目指す上質な生活都市の実現に向け、特に、こども・子育て政策を積極的に推進していく必要があると考えております。
そこで、令和6年度当初予算の編成につきましては、ビルド&スクラップと連動した予算要求の新たなルールを導入した上で、こども政策の大幅な拡充のための重点課題対応経費としてこども枠を設定するなど、事務事業の徹底した見直しを行い、国の経済対策を含む令和5年度2月補正予算と一体的に編成しました。
それでは、よりよい未来への着実な一歩をテーマに編成した令和6年度当初予算について、新総合計画における8つのビジョンに沿って御説明いたします。
まず、ビジョン1の「こどもが輝き、若者が希望を抱くまち」については、このたびこども枠を設定し、こども・子育て政策の充実を図りました。
具体的には、全ての子供の健やかな成長と家庭の幸せへの支援として、結婚支援センターの開設による結婚を希望する方への支援や、時間単位での利用を可能とするこども誰でも通園制度(仮称)の試行的実施、児童育成クラブにおける受入れ体制の確保のほか、こどもの権利サポートセンターによる子供の権利救済などに取り組んでまいります。
また、困難な状況にある子供や子育て家庭への支援として、安心・安全な子供の居場所の確保や、新たなこども食堂の開設支援に取り組むとともに、産後の母子への専門的なケアの実施や若者・ヤングケアラー支援センター(仮称)の開設のほか、国のこども未来戦略で示された児童手当の拡充を行うこととしております。
さらに、子供を主体とした教育の推進、まちを支える人材の確保・育成として、タブレット等の活用による教育の情報化の推進や不登校対策サポーターの増員による生徒の居場所づくりのほか、児童養護施設等における将来的な人材確保の支援に取り組んでまいります。
次に、ビジョン2の「市民に愛され、世界に選ばれる、持続的な発展を実現するまち」については、半導体関連産業等への新たな投資の後押しや中小企業等の振興として、スタートアップにおけるミドルステージからさらなる成長を促す伴走型支援や、セミナー開催等による中小企業の事業承継・引継ぎの促進のほか、TSMCのサプライヤー企業をはじめとする半導体関連企業への誘致活動の強化などに取り組んでまいります。
また、世界を魅了する都市ブランド力の向上、交流人口拡大によるにぎわいの創出として、ナイトタイムエコノミーの推進や夜間景観の充実、高付加価値旅行者をターゲットととしたホテルの誘致等に取り組むほか、AR等のデジタル技術を活用した中心市街地のにぎわいづくりや戦略的なMICEの誘致、西日本・九州ゴールデンルートアライアンスによる広域連携での魅力発信・プロモーションを展開してまいります。
さらに、活力と魅力に満ちた持続可能な農水産業の振興として、農道・用排水路等の農業基盤整備を着実に推進するほか、経営改善のための農業経営コンサルタントの活用など夢と活力ある農業のための支援や捕獲報償費の引上げによる鳥獣被害対策の強化、熊本輸出促進ネットワークを活用した農水産物の販路拡大に取り組んでまいります。
次に、ビジョン3の「市民生活を守る強くしなやかなまち」については、防災・減災の推進として、重要な防災拠点である市役所本庁舎の新庁舎整備に向けた建設地や庁舎の機能・規模等の検討とともに、市民の皆様への情報提供・合意形成に取り組むほか、緊急告知ラジオの電波不感地区解消のための中継局等の整備に加え、ハザードマップにおける表示情報や視覚障がい者に対応するための読み上げ機能の追加等の機能強化を図ってまいります。
また、保健衛生体制の強化と医療提供体制の確保、総合的な消防・救急体制の強化として、定期接種化後の新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保や、西消防署の西区移転による1区1消防署体制の確立を着実に進めてまいります。
さらに、交通安全・防犯の推進として、犯罪被害者等に対する見舞金制度を創設し、経済的支援を行うほか、犯罪被害者等の実情に対する理解促進のための広報啓発等に取り組んでまいります。
次に、ビジョン4の「だれもが自分らしくいきいきと生活できるまち」については、人権尊重社会の実現、誰もが生きがいを持ち、お互いに支え合える社会の実現として、体験学習プログラムであるバリアフルレストランの開催による心のバリアフリーの推進や、がん治療に伴う外見の変化を補完するための医療用ウイッグ等の購入助成により、心理的・経済的負担の軽減を図るアピアランスケアの推進に取り組んでまいります。
また、男女共同参画の推進として、女性のデジタルスキル習得から就職までの伴走型支援を実施し、女性のキャリアアップを支援してまいります。
さらに、多文化共生の推進として、飲食店や宿泊施設向けに食の多様性のセミナーを開催するなど、ヴィーガン・ベジタリアン等の多様な食文化への支援を講じてまいります。
次に、ビジョン5の「豊かな環境を未来につなぐまち」については、カーボンニュートラルの実現として、熊本連携中枢都市圏における太陽光発電設備の導入等に伴う電力の脱炭素化事業の加速化や、省エネルギー機器等を導入する個人や事業者への支援に取り組んでまいります。
また、快適で安全・安心な生活環境の保全として、環境保全のため、事業計画の段階から事業者自らが環境への影響を調査・予測及び評価を行い、よりよい事業実施につなげる制度である環境影響評価条例(仮称)の制定に向けた検討を進めるほか、住民・事業者・行政との協働による地下水涵養の促進や水源涵養林としての森林整備、公共用水域における水質監視の強化に取り組んでまいります。
次に、ビジョン6の「すべての市民がよりよい暮らしを営むまち」については、地域コミュニティ活性化の推進として、マイナンバーカードとひもづけたくまもとアプリを導入し、ポイント等のインセンティブを付与するとともに、地域活動への参加を見える化することで、活動の活性化を図ってまいります。
また、人生100年時代を生きるための健康づくりの推進として、熊本健康アプリを連携中枢都市圏で共同運用し、自主的な健康づくりを支援するとともに、プロスポーツチーム等と連携して開発した運動プログラムを実施する介護予防教室を開催するなど、健康づくりに取り組める環境整備を促進してまいります。
さらに、生涯にわたる学びやスポーツの推進として、県市連携で運営する夜間中学における学び直しの機会の提供や、地域特性・市民ニーズに応じた生涯スポーツマスタープランの全面見直しに取り組むほか、文化芸術が持つ多様な価値の活用として、記念館におけるイベント開催を通じて認知度向上や魅力発信に努めるとともに、熊本ならではの漱石文化の振興を図ってまいります。
次に、ビジョン7の「安全で良好な都市基盤が整備されたまち」については、持続可能で魅力的な都市づくりとして、180円均一エリアにおいて、土日祝日に路線バスが300円で乗り放題となるまちなかフリーパスの実証実験やAIデマンドタクシーの本格導入、バス・電車無料の日の実施など、公共交通の利用促進に取り組んでまいります。
あわせて、熊本駅新幹線口駅前広場の渋滞対策や熊本西環状道路の整備促進、10分・20分構想の推進など、都市基盤の整備を着実に進めてまいります。
また、豊かな住環境の実現として、空き家の除去やリフォーム補助等による危険空き家を未然に防ぐための対策や、市営住宅の管理戸数の適正化に向けた団地ごとの方針策定に取り組んでまいります。
次に、ビジョン8の「市民に信頼される市役所」については、行政サービスの質の向上と持続可能な行財政運営の推進として、こども医療費をはじめとする医療費助成に係る申請手続の簡素化や、区役所における窓口業務改革による書かない窓口の導入検討のほか、各部署で対応している類似の定型業務を総合行政事務センター(仮称)に集約することによる業務改善など、行政サービスの質の向上に取り組んでまいります。
また、データを利活用できる人材の育成や、これまで蓄積されたデータを活用可能な状態にする環境整備の実施により、データに基づく企画立案等を推進してまいります。
最後に、合併3町における新市基本計画につきましては、令和6年度におきましても、道路や農業基盤、上下水道などの都市基盤の整備に加え、義務教育施設の整備などに総額約59億円の事業費を計上しており、各事業を着実に進めてまいります。
令和6年度当初予算に関する説明は以上でありますが、予算の規模としましては、一般会計では4,014億2,000万円、特別会計では2,419億1,329万円、企業会計では850億8,273万円となり、全会計の総計は7,284億1,602万円となりました。
これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計は5.2%の増、特別会計は4.2%の増、企業会計は1.9%の増となり、総計では4.5%の増となりました。
続きまして、令和5年度の補正予算について御説明いたします。
今回の補正予算は、本年1月に発生いたしました令和6年能登半島地震の災害復旧支援に係る経費のほか、昨年11月29日に可決成立しました国の補正予算に連動し対応する分として、総額約67億円を計上しております。
まず、物価高から国民生活を守るについては、物価高騰の影響を受けている商店街に対する支援経費などでございます。
次に、地方・中堅・中小企業を含めた持続的賃上げ、所得向上と地方の成長を実現するについては、農業者が行う高性能な機械・施設の導入等に対する支援経費などでございます。
次に、人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革を起動・推進するについては、保育所等におけるICT化推進のための機器等の整備に対する支援経費などでございます。
次に、国土強靱化、防災・減災など国民の安全・安心を確保するについては、障がい者支援施設等における設備改修等に対する支援経費などでございます。
また、追加交付された物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した小中学校等の給食食材高騰に対する支援経費などでございます。
このほか、国庫補助内示額の減や入札残などに伴う減額等に加え、決算見込みに伴う過不足調整等でございます。
続きまして、条例等の議案でありますが、主なものといたしまして熊本市附属機関設置条例の一部改正について御説明いたします。
これは、本市における公契約条例の策定に関し必要な事項を審議するための熊本市公契約条例(仮称)検討委員会をはじめ、3つの附属機関の設置等を行うものであります。
続きまして、補正予算に関する専決処分について御説明いたします。
これは、国の総合経済対策の中で示された、住民税均等割のみ課税世帯に対する1世帯当たり10万円の給付に要する経費及び住民税非課税世帯等において扶養されている18歳以下の児童1人当たり5万円の給付に要する経費として、1月19日に24億9,940万円を専決処分したものであります。
この専決処分については、地方自治法第179条第3項の規定に基づき市議会に報告するとともに承認を求めるものでございます。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○田中敦朗 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
この際、申し上げます。
ただいま議題となっております議案のうち、議第32号につきましては、地方自治法第243条の2第2項の規定に基づき、あらかじめ監査委員の意見を、議第33号、議第34号、議第36号、議第37号、議第43号、以上5件につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ人事委員会の意見を、それぞれ聞いてありますので、その回答をお手元に配付いたしておきました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
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│ 令和6年 委員会付託議案一覧表 │
│ 第1回定例会 │
│ 予算決算委員会 │
│ 議第 1号 専決処分の報告について │
│ 議第 2号 令和6年度熊本市一般会計予算 │
│ 議第 3号 同 国民健康保険会計予算 │
│ 議第 4号 同 母子父子寡婦福祉資金貸付事業会計予算 │
│ 議第 5号 同 介護保険会計予算 │
│ 議第 6号 同 後期高齢者医療会計予算 │
│ 議第 7号 同 農業集落排水事業会計予算 │
│ 議第 8号 同 産業振興資金会計予算 │
│ 議第 9号 同 競輪事業会計予算 │
│ 議第 10号 同 植木中央土地区画整理事業会計予算 │
│ 議第 11号 同 奨学金貸付事業会計予算 │
│ 議第 12号 同 公債管理会計予算 │
│ 議第 13号 同 病院事業会計予算 │
│ 議第 14号 同 水道事業会計予算 │
│ 議第 15号 同 下水道事業会計予算 │
│ 議第 16号 同 工業用水道事業会計予算 │
│ 議第 17号 同 交通事業会計予算 │
│ 議第 18号 令和5年度熊本市一般会計補正予算 │
│ 議第 19号 同 国民健康保険会計補正予算 │
│ 議第 20号 同 介護保険会計補正予算 │
│ 議第 21号 同 後期高齢者医療会計補正予算 │
│ 議第 22号 同 農業集落排水事業会計補正予算 │
│ 議第 23号 同 産業振興資金会計補正予算 │
│ 議第 24号 同 競輪事業会計補正予算 │
│ 議第 25号 同 植木中央土地区画整理事業会計補正予算 │
│ 議第 26号 同 奨学金貸付事業会計補正予算 │
│ 議第 27号 同 公債管理会計補正予算 │
│ 議第 28号 同 病院事業会計補正予算 │
│ 議第 29号 同 水道事業会計補正予算 │
│ 議第 30号 同 下水道事業会計補正予算 │
│ 議第 31号 同 交通事業会計補正予算 │
│ 議第 33号 熊本市職員の退職手当に関する条例の一部改正について │
│ 議第 35号 熊本市附属機関設置条例の一部改正について │
│ 議第 36号 熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 37号 熊本市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正について │
│ 議第 38号 熊本市長等の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 39号 熊本市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条│
│ 例の一部改正について │
│ 議第 40号 熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す│
│ る条例の一部改正について │
│ 議第 41号 熊本市企業管理者の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 42号 熊本市教育長の給与等に関する条例の一部改正について │
│ 議第 43号 熊本市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の│
│ 一部改正について │
│ 議第 45号 熊本市消防事務に関する手数料条例の一部改正について │
│ 議第 46号 熊本市手数料条例の一部改正について │
│ 議第 49号 熊本市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する│
│ 基準を定める条例を廃止する等の条例の制定について │
│ 議第 53号 熊本市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 55号 熊本市上下水道事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条│
│ 例の一部改正について │
│ 議第 56号 熊本市中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取│
│ る権利の放棄に関する条例の一部改正について │
│ 議第 57号 熊本市新型コロナウイルス感染症農漁業者金融対策基金条例の│
│ 制定について │
│ 議第 60号 熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 61号 熊本市軌道条例の一部改正について │
│ 議第 88号 包括外部監査契約締結について │
│ 議第 96号 特定の事務を取り扱う郵便局の指定の一部変更について │
│ 議第 97号 軌道整備事業の実施について │
│ 議第 98号 工事請負契約締結について │
│ 議第100号 熊本市介護保険条例の一部改正について │
│ 議第101号 熊本市国民健康保険条例の一部改正について │
│ 総務委員会 │
│ 議第 32号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備│
│ に関する条例の制定について │
│ 議第 34号 熊本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 議第 44号 熊本市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 89号 熊本広域行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の増│
│ 加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約の変更について │
│ 議第 99号 熊本市基本構想及び熊本市基本計画の策定について │
│ 教育市民委員会 │
│ 議第 47号 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一│
│ 部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の│
│ 制定について │
│ 議第 87号 和解の成立について │
│ 厚生委員会 │
│ 議第 48号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準│
│ 等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する│
│ 条例の制定について │
│ 議第 50号 熊本市障害者福祉センター希望荘条例の一部改正について │
│ 議第 51号 児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整│
│ 備に関する条例の制定について │
│ 議第 52号 熊本市精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく任意│
│ 入院者の症状等の報告に関する条例の一部改正について │
│ 環境水道委員会 │
│ 議第 54号 熊本市水道条例の一部改正について │
│ 議第 90号 御船町甲佐町衛生施設組合と熊本市との間における一般廃棄物│
│ の処分に関する事務の委託について │
│ 議第 91号 益城、嘉島、西原環境衛生施設組合と熊本市との間における一│
│ 般廃棄物の処分に関する事務の委託について │
│ 議第 92号 上益城郡山都町と熊本市との間における一般廃棄物の処分に関│
│ する事務の委託について │
│ 議第 93号 熊本市と山鹿市との間におけるし尿及び浄化槽汚泥の処理に関│
│ する事務の委託について │
│ 議第 94号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約│
│ の一部変更について │
│ 議第 95号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財│
│ 産処分について │
│ 経済委員会 │
│ 議第 58号 漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の│
│ 施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について │
│ 都市整備委員会 │
│ 議第 59号 熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 議第 62号 市道の認定について │
│ 議第 63号 同 │
│ 議第 64号 同 │
│ 議第 65号 同 │
│ 議第 66号 同 │
│ 議第 67号 同 │
│ 議第 68号 同 │
│ 議第 69号 同 │
│ 議第 70号 同 │
│ 議第 71号 同 │
│ 議第 72号 同 │
│ 議第 73号 同 │
│ 議第 74号 同 │
│ 議第 75号 同 │
│ 議第 76号 同 │
│ 議第 77号 同 │
│ 議第 78号 同 │
│ 議第 79号 同 │
│ 議第 80号 同 │
│ 議第 81号 同 │
│ 議第 82号 同 │
│ 議第 83号 同 │
│ 議第 84号 同 │
│ 議第 85号 市道の廃止について │
│ 議第 86号 同 │
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 本日の日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明20日から2月25日まで6日間は、予算決算委員会開催並びに休日のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中敦朗 議長 御異議なしと認めます。
よって、明20日から2月25日まで6日間は休会することに決定いたしました。
次会は、2月26日(月曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時23分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
令和6年2月19日
出席議員 47名
1番 田 中 敦 朗 2番 大 嶌 澄 雄
3番 村 上 麿 4番 瀬 尾 誠 一
5番 菊 地 渚 沙 6番 山 中 惣一郎
7番 井 坂 隆 寛 8番 木 庭 功 二
9番 村 上 誠 也 10番 古 川 智 子
11番 荒 川 慎太郎 12番 松 本 幸 隆
13番 中 川 栄一郎 14番 松 川 善 範
15番 筑 紫 るみ子 17番 島 津 哲 也
18番 吉 田 健 一 19番 齊 藤 博
20番 田 島 幸 治 21番 日 隈 忍
22番 山 本 浩 之 23番 北 川 哉
24番 平 江 透 25番 吉 村 健 治
26番 山 内 勝 志 27番 伊 藤 和 仁
28番 高 瀬 千鶴子 29番 小佐井 賀瑞宜
30番 寺 本 義 勝 31番 高 本 一 臣
32番 西 岡 誠 也 33番 田 上 辰 也
34番 三 森 至 加 35番 浜 田 大 介
36番 井 本 正 広 37番 大 石 浩 文
38番 田 中 誠 一 39番 坂 田 誠 二
40番 落 水 清 弘 41番 紫 垣 正 仁
43番 澤 田 昌 作 44番 満 永 寿 博
45番 藤 山 英 美 46番 田 尻 善 裕
47番 上 野 美恵子 48番 上 田 芳 裕
49番 村 上 博
欠席議員 1名
16番 井 芹 栄 次
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 深 水 政 彦
副市長 中垣内 隆 久 政策局長 田 中 俊 実
総務局長 宮 崎 裕 章 財政局長 三 島 健 一
文化市民局長 金 山 武 史 健康福祉局長 津 田 善 幸
こども局長 木 櫛 謙 治 環境局長 早 野 貴 志
経済観光局長 村 上 和 美 農水局長 大 塚 裕 一
都市建設局長 井 芹 和 哉 消防局長 福 田 和 幸
交通事業管理者職務代理者 上下水道事業管理者田 中 陽 礼
伊 藤 幸 喜
教育長 遠 藤 洋 路 中央区長 岡 村 公 輝
東区長 本 田 昌 浩 西区長 河 本 英 典
南区長 本 田 正 文 北区長 中 川 和 徳
職務のため出席した議会局職員
局長 江 幸 博 次長 中 村 清 香
議事課長 池 福 史 弘 政策調査課長 上 野 公 一
令和6年2月19日(月曜)
┌─────────────────────────────────────┐
│ 議 事 日 程 第1号 │
│ 令和6年2月19日(月曜)午前10時開議 │
│ 第 1 会期の件 │
│ 第 2 議第 1号 専決処分の報告について │
│ 第 3 議第 2号 令和6年度熊本市一般会計予算 │
│ 第 4 議第 3号 同 国民健康保険会計予算 │
│ 第 5 議第 4号 同 母子父子寡婦福祉資金貸付事業会計│
│ 予算 │
│ 第 6 議第 5号 同 介護保険会計予算 │
│ 第 7 議第 6号 同 後期高齢者医療会計予算 │
│ 第 8 議第 7号 同 農業集落排水事業会計予算 │
│ 第 9 議第 8号 同 産業振興資金会計予算 │
│ 第 10 議第 9号 同 競輪事業会計予算 │
│ 第 11 議第 10号 同 植木中央土地区画整理事業会計予算│
│ 第 12 議案 11号 同 奨学金貸付事業会計予算 │
│ 第 13 議第 12号 同 公債管理会計予算 │
│ 第 14 議第 13号 同 病院事業会計予算 │
│ 第 15 議第 14号 同 水道事業会計予算 │
│ 第 16 議第 15号 同 下水道事業会計予算 │
│ 第 17 議第 16号 同 工業用水道事業会計予算 │
│ 第 18 議第 17号 同 交通事業会計予算 │
│ 第 19 議第 18号 令和5年度熊本市一般会計補正予算 │
│ 第 20 議第 19号 同 国民健康保険会計補正予算 │
│ 第 21 議第 20号 同 介護保険会計補正予算 │
│ 第 22 議第 21号 同 後期高齢者医療会計補正予算 │
│ 第 23 議第 22号 同 農業集落排水事業会計補正予算 │
│ 第 24 議第 23号 同 産業振興資金会計補正予算 │
│ 第 25 議第 24号 同 競輪事業会計補正予算 │
│ 第 26 議第 25号 同 植木中央土地区画整理事業会計補正│
│ 予算 │
│ 第 27 議第 26号 同 奨学金貸付事業会計補正予算 │
│ 第 28 議第 27号 同 公債管理会計補正予算 │
│ 第 29 議第 28号 同 病院事業会計補正予算 │
│ 第 30 議第 29号 同 水道事業会計補正予算 │
│ 第 31 議第 30号 同 下水道事業会計補正予算 │
│ 第 32 議第 31号 同 交通事業会計補正予算 │
│ 第 33 議第 32号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条│
│ 例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 34 議第 33号 熊本市職員の退職手当に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 35 議第 34号 熊本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改│
│ 正について │
│ 第 36 議第 35号 熊本市附属機関設置条例の一部改正について │
│ 第 37 議第 36号 熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正に│
│ ついて │
│ 第 38 議第 37号 熊本市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正について│
│ 第 39 議第 38号 熊本市長等の給与に関する条例の一部改正について │
│ 第 40 議第 39号 熊本市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に│
│ 関する条例の一部改正について │
│ 第 41 議第 40号 熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁│
│ 償に関する条例の一部改正について │
│ 第 42 議第 41号 熊本市企業管理者の給与に関する条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 第 43 議第 42号 熊本市教育長の給与等に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 44 議第 43号 熊本市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する│
│ 条例等の一部改正について │
│ 第 45 議第 44号 熊本市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関す│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 46 議第 45号 熊本市消防事務に関する手数料条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 47 議第 46号 熊本市手数料条例の一部改正について │
│ 第 48 議第 47号 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する│
│ 法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整│
│ 備に関する条例の制定について │
│ 第 49 議第 48号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関│
│ する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条│
│ 例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 50 議第 49号 熊本市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営│
│ に関する基準を定める条例を廃止する等の条例の制定│
│ について │
│ 第 51 議第 50号 熊本市障害者福祉センター希望荘条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 第 52 議第 51号 児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係│
│ 条例の整備に関する条例の制定について │
│ 第 53 議第 52号 熊本市精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基│
│ づく任意入院者の症状等の報告に関する条例の一部改│
│ 正について │
│ 第 54 議第 53号 熊本市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定め│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 55 議第 54号 熊本市水道条例の一部改正について │
│ 第 56 議第 55号 熊本市上下水道事業企業職員の給与の種類及び基準を│
│ 定める条例の一部改正について │
│ 第 57 議第 56号 熊本市中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金│
│ を受け取る権利の放棄に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 第 58 議第 57号 熊本市新型コロナウイルス感染症農漁業者金融対策基│
│ 金条例の制定について │
│ 第 59 議第 58号 漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正す│
│ る法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制│
│ 定について │
│ 第 60 議第 59号 熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部│
│ 改正について │
│ 第 61 議第 60号 熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定め│
│ る条例の一部改正について │
│ 第 62 議第 61号 熊本市軌道条例の一部改正について │
│ 第 63 議第 62号 市道の認定について │
│ 第 64 議第 63号 同 │
│ 第 65 議第 64号 同 │
│ 第 66 議第 65号 同 │
│ 第 67 議第 66号 同 │
│ 第 68 議第 67号 同 │
│ 第 69 議第 68号 同 │
│ 第 70 議第 69号 同 │
│ 第 71 議第 70号 同 │
│ 第 72 議第 71号 同 │
│ 第 73 議第 72号 同 │
│ 第 74 議第 73号 同 │
│ 第 75 議第 74号 同 │
│ 第 76 議第 75号 同 │
│ 第 77 議第 76号 同 │
│ 第 78 議第 77号 同 │
│ 第 79 議第 78号 同 │
│ 第 80 議第 79号 同 │
│ 第 81 議第 80号 同 │
│ 第 82 議第 81号 同 │
│ 第 83 議第 82号 同 │
│ 第 84 議第 83号 同 │
│ 第 85 議第 84号 同 │
│ 第 86 議第 85号 市道の廃止について │
│ 第 87 議第 86号 同 │
│ 第 88 議第 87号 和解の成立について │
│ 第 89 議第 88号 包括外部監査契約締結について │
│ 第 90 議第 89号 熊本広域行政不服審査会を共同設置する地方公共団体│
│ の数の増加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約│
│ の変更について │
│ 第 91 議第 90号 御船町甲佐町衛生施設組合と熊本市との間における一│
│ 般廃棄物の処分に関する事務の委託について │
│ 第 92 議第 91号 益城、嘉島、西原環境衛生施設組合と熊本市との間に│
│ おける一般廃棄物の処分に関する事務の委託について│
│ 第 93 議第 92号 上益城郡山都町と熊本市との間における一般廃棄物の│
│ 処分に関する事務の委託について │
│ 第 94 議第 93号 熊本市と山鹿市との間におけるし尿及び浄化槽汚泥の│
│ 処理に関する事務の委託について │
│ 第 95 議第 94号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更│
│ 及び規約の一部変更について │
│ 第 96 議第 95号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更│
│ に伴う財産処分について │
│ 第 97 議第 96号 特定の事務を取り扱う郵便局の指定の一部変更につい│
│ て │
│ 第 98 議第 97号 軌道整備事業の実施について │
│ 第 99 議第 98号 工事請負契約締結について │
│ 第100 議第 99号 熊本市基本構想及び熊本市基本計画の策定について │
│ 第101 議第100号 熊本市介護保険条例の一部改正について │
│ 第102 議第101号 熊本市国民健康保険条例の一部改正について │
└─────────────────────────────────────┘
午前 9時59分 開会
○田中敦朗 議長 令和6年第1回定例会は本日をもって招集されました。
これより会議を開きます。
本日の議事に入るに先立ちまして、申し上げます。
令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に対し、哀悼の意を表するため、黙祷をささげたいと存じます。
全員御起立をお願いいたします。
〔全員起立〕
○田中敦朗 議長 黙祷。
(黙祷)
○田中敦朗 議長 黙祷を終わります。
御着席願います。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 次に、会議規則第83条の規定により、会議録署名議員を指名いたします。
荒川慎太郎議員及び松本幸隆議員にお願いいたします。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 日程に入るに先立ちまして御報告いたします。
まず、去る2月6日、筑紫るみ子議員より大都市行財政制度に関する特別委員の辞任願が提出されましたので、熊本市議会委員会条例第10条ただし書の規定により、同日付、本職において許可し、その後任として、同条例第4条第3項の規定により、2月14日付、中川栄一郎議員を選任いたしました。
次に、市長並びに監査委員より、関係法令に基づき送付を受けました報告書類は、お手元に配付いたしておきましたので、これにより御承知願います。
以上、御報告いたします。
〔配付した書類〕
┌─────────────────────────────────────┐
│ 市長より、 │
│ 地方自治法第180条第2項の規定に基づく │
│ 報第 1号 専決処分の報告について │
│ 報第 2号 同 │
│ 報第 3号 同 │
│ 報第 4号 同 │
│ 報第 5号 同 │
│ 報第 6号 同 │
│ 報第 7号 同 │
│ 報第 8号 同 │
│ 報第 9号 同 │
│ 報第10号 同 │
│ 報第11号 同 │
│ 監査委員より、 │
│ 地方自治法第199条第9項の規定に基づく │
│ 熊監発第311号 定期監査の結果について │
│ 熊監発第316号 財政援助団体等監査の結果について │
│ 地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく │
│ 熊監発第322号 例月出納検査の結果について │
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 日程第1「会期の件」についてお諮りいたします。
今回の定例会の会期は、本日から3月22日まで33日間とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中敦朗 議長 御異議なしと認めます。
よって、会期は本日から3月22日まで33日間とすることに決定いたしました。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 日程第2ないし日程第102を一括議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史市長 登壇〕
◎大西一史 市長 提案理由の説明に先立ちまして、4点御報告申し上げます。
まず、昨日18日に開催いたしました熊本城マラソン2024について御報告いたします。
第11回目となる今回の熊本城マラソンは、天候にも恵まれ、国内外から約1万4,000人のランナーの皆様に御参加いただきました。
運営に従事されたボランティアなどの関係者の皆様をはじめ、沿道から応援いただいた多くの市民の皆様方のおかげをもちまして、盛況の下に無事終えることができました。
ここに改めまして、開催に当たり御尽力いただきました関係者の皆様並びに沿道で温かい応援をいただきました市民の皆様に対しまして、心から厚く御礼申し上げます。
次に、令和6年能登半島地震への対応について御報告いたします。
本市におきましては、これまで災害マネジメント支援をはじめ、災害廃棄物支援や応急給水活動並びに避難所運営支援等を行う職員を延べ266名派遣し、熊本地震の経験を生かした対応を行っております。
引き続き、関係機関等と連携し、被災地へ必要な支援を行うとともに、被災者の本市への受入れをはじめ、日々刻々と変化する状況に応じた支援を追加するなど、被災者の皆様に寄り添った対応を進めてまいります。
なお、本年4月で熊本地震から8年が経過いたします。
議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましては、今回の地震を契機に防災対策、特に備蓄物資などについて改めて御確認いただき、防災対策の徹底をお願いいたします。
次に、海外訪問について御報告いたします。
去る1月29日~2月2日にかけて、半導体関連企業進出に伴う行政課題の調査や、ビジネス交流拡大に向けたトップセールス、友好交流都市である高雄市との交流促進を目的に、田中議長をはじめとする市議会の皆様と共に、台湾の高雄市、台南市、新竹市、台北市を訪問いたしました。
行政課題の調査では、TSMC本社を訪問し、地下水保全等の環境問題について意見交換を行い、市民皆様への分かりやすい情報発信をお願いいたしました。
そのほか、TSMCの工場がある台南市及び新竹市への表敬訪問、工場周辺の視察、意見交換等を行うとともに、現地の金融機関や日本政府関係機関等を訪問し、トップセールを行うなど、各分野のキーパーソンとのネットワークを構築してまいりました。
また、友好交流都市である高雄市を表敬訪問し、昨年末に延伸工事が完了した高雄LRT環状線の視察のほか、高雄市に建設中のTSMC工場に係る環境や交通、住宅に関する取組などについて意見交換を行いました。
なお、TSMCにおきましては、熊本県内にJASM第2工場を建設し、2027年末までに稼働開始を目指すことが、去る2月6日に発表されました。
半導体関連企業の誘致強化を進める本市といたしましても、歓迎すると同時に進出による本市への経済波及効果が最大限になるよう努めてまいります。
一方、環境の保全、交通対策、住環境の整備、人材確保支援等の課題への対応がこれまで以上に重要となることから、今回の訪問で得られました成果を生かし、今後の効果的な施策の展開につなげてまいります。
最後に、熊本市第8次総合計画の策定について御報告いたします。
熊本市第8次総合計画は、本市の最上位の計画であり、今後の長期的なまちづくりの方針を示す重要な計画です。
そこで、計画の策定段階から、庁内における議論はもとより、各区において計5回開催いたしました市長とドンドン語ろう!等を通じて、市民の皆様から多くの御意見や御提案をお伺いいたしました。
また、市議会におきましても、定例会ごとに総務委員会を中心に、各常任委員会で御議論いただき、今回、議案として提出させていただいております。
この中で、基本構想に掲げるめざすまちの姿を、市民が住み続けたい、だれもが住んでみたくなる、訪れたくなるまち、上質な生活都市とし、あわせて、めざすまちの姿を実現するために必要な取組を分野横断的なビジョンとして体系化しております。
今後は、このビジョンに基づき、誰もが明るい未来を展望し、希望を抱くことができるまちづくりを行うため、全庁一丸となって取り組んでまいります。
それでは、改めまして、令和6年度当初予算編成に当たっての考え方について御説明いたします。
先ほど申し上げましたとおり、新年度は第8次総合計画が始動する大変重要な1年となります。
本市が目指す上質な生活都市の実現に向け、特に、こども・子育て政策を積極的に推進していく必要があると考えております。
そこで、令和6年度当初予算の編成につきましては、ビルド&スクラップと連動した予算要求の新たなルールを導入した上で、こども政策の大幅な拡充のための重点課題対応経費としてこども枠を設定するなど、事務事業の徹底した見直しを行い、国の経済対策を含む令和5年度2月補正予算と一体的に編成しました。
それでは、よりよい未来への着実な一歩をテーマに編成した令和6年度当初予算について、新総合計画における8つのビジョンに沿って御説明いたします。
まず、ビジョン1の「こどもが輝き、若者が希望を抱くまち」については、このたびこども枠を設定し、こども・子育て政策の充実を図りました。
具体的には、全ての子供の健やかな成長と家庭の幸せへの支援として、結婚支援センターの開設による結婚を希望する方への支援や、時間単位での利用を可能とするこども誰でも通園制度(仮称)の試行的実施、児童育成クラブにおける受入れ体制の確保のほか、こどもの権利サポートセンターによる子供の権利救済などに取り組んでまいります。
また、困難な状況にある子供や子育て家庭への支援として、安心・安全な子供の居場所の確保や、新たなこども食堂の開設支援に取り組むとともに、産後の母子への専門的なケアの実施や若者・ヤングケアラー支援センター(仮称)の開設のほか、国のこども未来戦略で示された児童手当の拡充を行うこととしております。
さらに、子供を主体とした教育の推進、まちを支える人材の確保・育成として、タブレット等の活用による教育の情報化の推進や不登校対策サポーターの増員による生徒の居場所づくりのほか、児童養護施設等における将来的な人材確保の支援に取り組んでまいります。
次に、ビジョン2の「市民に愛され、世界に選ばれる、持続的な発展を実現するまち」については、半導体関連産業等への新たな投資の後押しや中小企業等の振興として、スタートアップにおけるミドルステージからさらなる成長を促す伴走型支援や、セミナー開催等による中小企業の事業承継・引継ぎの促進のほか、TSMCのサプライヤー企業をはじめとする半導体関連企業への誘致活動の強化などに取り組んでまいります。
また、世界を魅了する都市ブランド力の向上、交流人口拡大によるにぎわいの創出として、ナイトタイムエコノミーの推進や夜間景観の充実、高付加価値旅行者をターゲットととしたホテルの誘致等に取り組むほか、AR等のデジタル技術を活用した中心市街地のにぎわいづくりや戦略的なMICEの誘致、西日本・九州ゴールデンルートアライアンスによる広域連携での魅力発信・プロモーションを展開してまいります。
さらに、活力と魅力に満ちた持続可能な農水産業の振興として、農道・用排水路等の農業基盤整備を着実に推進するほか、経営改善のための農業経営コンサルタントの活用など夢と活力ある農業のための支援や捕獲報償費の引上げによる鳥獣被害対策の強化、熊本輸出促進ネットワークを活用した農水産物の販路拡大に取り組んでまいります。
次に、ビジョン3の「市民生活を守る強くしなやかなまち」については、防災・減災の推進として、重要な防災拠点である市役所本庁舎の新庁舎整備に向けた建設地や庁舎の機能・規模等の検討とともに、市民の皆様への情報提供・合意形成に取り組むほか、緊急告知ラジオの電波不感地区解消のための中継局等の整備に加え、ハザードマップにおける表示情報や視覚障がい者に対応するための読み上げ機能の追加等の機能強化を図ってまいります。
また、保健衛生体制の強化と医療提供体制の確保、総合的な消防・救急体制の強化として、定期接種化後の新型コロナウイルスワクチン接種体制の確保や、西消防署の西区移転による1区1消防署体制の確立を着実に進めてまいります。
さらに、交通安全・防犯の推進として、犯罪被害者等に対する見舞金制度を創設し、経済的支援を行うほか、犯罪被害者等の実情に対する理解促進のための広報啓発等に取り組んでまいります。
次に、ビジョン4の「だれもが自分らしくいきいきと生活できるまち」については、人権尊重社会の実現、誰もが生きがいを持ち、お互いに支え合える社会の実現として、体験学習プログラムであるバリアフルレストランの開催による心のバリアフリーの推進や、がん治療に伴う外見の変化を補完するための医療用ウイッグ等の購入助成により、心理的・経済的負担の軽減を図るアピアランスケアの推進に取り組んでまいります。
また、男女共同参画の推進として、女性のデジタルスキル習得から就職までの伴走型支援を実施し、女性のキャリアアップを支援してまいります。
さらに、多文化共生の推進として、飲食店や宿泊施設向けに食の多様性のセミナーを開催するなど、ヴィーガン・ベジタリアン等の多様な食文化への支援を講じてまいります。
次に、ビジョン5の「豊かな環境を未来につなぐまち」については、カーボンニュートラルの実現として、熊本連携中枢都市圏における太陽光発電設備の導入等に伴う電力の脱炭素化事業の加速化や、省エネルギー機器等を導入する個人や事業者への支援に取り組んでまいります。
また、快適で安全・安心な生活環境の保全として、環境保全のため、事業計画の段階から事業者自らが環境への影響を調査・予測及び評価を行い、よりよい事業実施につなげる制度である環境影響評価条例(仮称)の制定に向けた検討を進めるほか、住民・事業者・行政との協働による地下水涵養の促進や水源涵養林としての森林整備、公共用水域における水質監視の強化に取り組んでまいります。
次に、ビジョン6の「すべての市民がよりよい暮らしを営むまち」については、地域コミュニティ活性化の推進として、マイナンバーカードとひもづけたくまもとアプリを導入し、ポイント等のインセンティブを付与するとともに、地域活動への参加を見える化することで、活動の活性化を図ってまいります。
また、人生100年時代を生きるための健康づくりの推進として、熊本健康アプリを連携中枢都市圏で共同運用し、自主的な健康づくりを支援するとともに、プロスポーツチーム等と連携して開発した運動プログラムを実施する介護予防教室を開催するなど、健康づくりに取り組める環境整備を促進してまいります。
さらに、生涯にわたる学びやスポーツの推進として、県市連携で運営する夜間中学における学び直しの機会の提供や、地域特性・市民ニーズに応じた生涯スポーツマスタープランの全面見直しに取り組むほか、文化芸術が持つ多様な価値の活用として、記念館におけるイベント開催を通じて認知度向上や魅力発信に努めるとともに、熊本ならではの漱石文化の振興を図ってまいります。
次に、ビジョン7の「安全で良好な都市基盤が整備されたまち」については、持続可能で魅力的な都市づくりとして、180円均一エリアにおいて、土日祝日に路線バスが300円で乗り放題となるまちなかフリーパスの実証実験やAIデマンドタクシーの本格導入、バス・電車無料の日の実施など、公共交通の利用促進に取り組んでまいります。
あわせて、熊本駅新幹線口駅前広場の渋滞対策や熊本西環状道路の整備促進、10分・20分構想の推進など、都市基盤の整備を着実に進めてまいります。
また、豊かな住環境の実現として、空き家の除去やリフォーム補助等による危険空き家を未然に防ぐための対策や、市営住宅の管理戸数の適正化に向けた団地ごとの方針策定に取り組んでまいります。
次に、ビジョン8の「市民に信頼される市役所」については、行政サービスの質の向上と持続可能な行財政運営の推進として、こども医療費をはじめとする医療費助成に係る申請手続の簡素化や、区役所における窓口業務改革による書かない窓口の導入検討のほか、各部署で対応している類似の定型業務を総合行政事務センター(仮称)に集約することによる業務改善など、行政サービスの質の向上に取り組んでまいります。
また、データを利活用できる人材の育成や、これまで蓄積されたデータを活用可能な状態にする環境整備の実施により、データに基づく企画立案等を推進してまいります。
最後に、合併3町における新市基本計画につきましては、令和6年度におきましても、道路や農業基盤、上下水道などの都市基盤の整備に加え、義務教育施設の整備などに総額約59億円の事業費を計上しており、各事業を着実に進めてまいります。
令和6年度当初予算に関する説明は以上でありますが、予算の規模としましては、一般会計では4,014億2,000万円、特別会計では2,419億1,329万円、企業会計では850億8,273万円となり、全会計の総計は7,284億1,602万円となりました。
これを前年度当初予算と比較いたしますと、一般会計は5.2%の増、特別会計は4.2%の増、企業会計は1.9%の増となり、総計では4.5%の増となりました。
続きまして、令和5年度の補正予算について御説明いたします。
今回の補正予算は、本年1月に発生いたしました令和6年能登半島地震の災害復旧支援に係る経費のほか、昨年11月29日に可決成立しました国の補正予算に連動し対応する分として、総額約67億円を計上しております。
まず、物価高から国民生活を守るについては、物価高騰の影響を受けている商店街に対する支援経費などでございます。
次に、地方・中堅・中小企業を含めた持続的賃上げ、所得向上と地方の成長を実現するについては、農業者が行う高性能な機械・施設の導入等に対する支援経費などでございます。
次に、人口減少を乗り越え、変化を力にする社会変革を起動・推進するについては、保育所等におけるICT化推進のための機器等の整備に対する支援経費などでございます。
次に、国土強靱化、防災・減災など国民の安全・安心を確保するについては、障がい者支援施設等における設備改修等に対する支援経費などでございます。
また、追加交付された物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した小中学校等の給食食材高騰に対する支援経費などでございます。
このほか、国庫補助内示額の減や入札残などに伴う減額等に加え、決算見込みに伴う過不足調整等でございます。
続きまして、条例等の議案でありますが、主なものといたしまして熊本市附属機関設置条例の一部改正について御説明いたします。
これは、本市における公契約条例の策定に関し必要な事項を審議するための熊本市公契約条例(仮称)検討委員会をはじめ、3つの附属機関の設置等を行うものであります。
続きまして、補正予算に関する専決処分について御説明いたします。
これは、国の総合経済対策の中で示された、住民税均等割のみ課税世帯に対する1世帯当たり10万円の給付に要する経費及び住民税非課税世帯等において扶養されている18歳以下の児童1人当たり5万円の給付に要する経費として、1月19日に24億9,940万円を専決処分したものであります。
この専決処分については、地方自治法第179条第3項の規定に基づき市議会に報告するとともに承認を求めるものでございます。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○田中敦朗 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
この際、申し上げます。
ただいま議題となっております議案のうち、議第32号につきましては、地方自治法第243条の2第2項の規定に基づき、あらかじめ監査委員の意見を、議第33号、議第34号、議第36号、議第37号、議第43号、以上5件につきましては、地方公務員法第5条第2項の規定に基づき、あらかじめ人事委員会の意見を、それぞれ聞いてありますので、その回答をお手元に配付いたしておきました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 令和6年 委員会付託議案一覧表 │
│ 第1回定例会 │
│ 予算決算委員会 │
│ 議第 1号 専決処分の報告について │
│ 議第 2号 令和6年度熊本市一般会計予算 │
│ 議第 3号 同 国民健康保険会計予算 │
│ 議第 4号 同 母子父子寡婦福祉資金貸付事業会計予算 │
│ 議第 5号 同 介護保険会計予算 │
│ 議第 6号 同 後期高齢者医療会計予算 │
│ 議第 7号 同 農業集落排水事業会計予算 │
│ 議第 8号 同 産業振興資金会計予算 │
│ 議第 9号 同 競輪事業会計予算 │
│ 議第 10号 同 植木中央土地区画整理事業会計予算 │
│ 議第 11号 同 奨学金貸付事業会計予算 │
│ 議第 12号 同 公債管理会計予算 │
│ 議第 13号 同 病院事業会計予算 │
│ 議第 14号 同 水道事業会計予算 │
│ 議第 15号 同 下水道事業会計予算 │
│ 議第 16号 同 工業用水道事業会計予算 │
│ 議第 17号 同 交通事業会計予算 │
│ 議第 18号 令和5年度熊本市一般会計補正予算 │
│ 議第 19号 同 国民健康保険会計補正予算 │
│ 議第 20号 同 介護保険会計補正予算 │
│ 議第 21号 同 後期高齢者医療会計補正予算 │
│ 議第 22号 同 農業集落排水事業会計補正予算 │
│ 議第 23号 同 産業振興資金会計補正予算 │
│ 議第 24号 同 競輪事業会計補正予算 │
│ 議第 25号 同 植木中央土地区画整理事業会計補正予算 │
│ 議第 26号 同 奨学金貸付事業会計補正予算 │
│ 議第 27号 同 公債管理会計補正予算 │
│ 議第 28号 同 病院事業会計補正予算 │
│ 議第 29号 同 水道事業会計補正予算 │
│ 議第 30号 同 下水道事業会計補正予算 │
│ 議第 31号 同 交通事業会計補正予算 │
│ 議第 33号 熊本市職員の退職手当に関する条例の一部改正について │
│ 議第 35号 熊本市附属機関設置条例の一部改正について │
│ 議第 36号 熊本市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 37号 熊本市職員特殊勤務手当支給条例の一部改正について │
│ 議第 38号 熊本市長等の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 39号 熊本市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条│
│ 例の一部改正について │
│ 議第 40号 熊本市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す│
│ る条例の一部改正について │
│ 議第 41号 熊本市企業管理者の給与に関する条例の一部改正について │
│ 議第 42号 熊本市教育長の給与等に関する条例の一部改正について │
│ 議第 43号 熊本市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例等の│
│ 一部改正について │
│ 議第 45号 熊本市消防事務に関する手数料条例の一部改正について │
│ 議第 46号 熊本市手数料条例の一部改正について │
│ 議第 49号 熊本市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する│
│ 基準を定める条例を廃止する等の条例の制定について │
│ 議第 53号 熊本市病院事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 55号 熊本市上下水道事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条│
│ 例の一部改正について │
│ 議第 56号 熊本市中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取│
│ る権利の放棄に関する条例の一部改正について │
│ 議第 57号 熊本市新型コロナウイルス感染症農漁業者金融対策基金条例の│
│ 制定について │
│ 議第 60号 熊本市交通事業企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 61号 熊本市軌道条例の一部改正について │
│ 議第 88号 包括外部監査契約締結について │
│ 議第 96号 特定の事務を取り扱う郵便局の指定の一部変更について │
│ 議第 97号 軌道整備事業の実施について │
│ 議第 98号 工事請負契約締結について │
│ 議第100号 熊本市介護保険条例の一部改正について │
│ 議第101号 熊本市国民健康保険条例の一部改正について │
│ 総務委員会 │
│ 議第 32号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備│
│ に関する条例の制定について │
│ 議第 34号 熊本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につい│
│ て │
│ 議第 44号 熊本市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の│
│ 一部改正について │
│ 議第 89号 熊本広域行政不服審査会を共同設置する地方公共団体の数の増│
│ 加及び熊本広域行政不服審査会共同設置規約の変更について │
│ 議第 99号 熊本市基本構想及び熊本市基本計画の策定について │
│ 教育市民委員会 │
│ 議第 47号 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一│
│ 部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の│
│ 制定について │
│ 議第 87号 和解の成立について │
│ 厚生委員会 │
│ 議第 48号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準│
│ 等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整備に関する│
│ 条例の制定について │
│ 議第 50号 熊本市障害者福祉センター希望荘条例の一部改正について │
│ 議第 51号 児童福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整│
│ 備に関する条例の制定について │
│ 議第 52号 熊本市精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に基づく任意│
│ 入院者の症状等の報告に関する条例の一部改正について │
│ 環境水道委員会 │
│ 議第 54号 熊本市水道条例の一部改正について │
│ 議第 90号 御船町甲佐町衛生施設組合と熊本市との間における一般廃棄物│
│ の処分に関する事務の委託について │
│ 議第 91号 益城、嘉島、西原環境衛生施設組合と熊本市との間における一│
│ 般廃棄物の処分に関する事務の委託について │
│ 議第 92号 上益城郡山都町と熊本市との間における一般廃棄物の処分に関│
│ する事務の委託について │
│ 議第 93号 熊本市と山鹿市との間におけるし尿及び浄化槽汚泥の処理に関│
│ する事務の委託について │
│ 議第 94号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び規約│
│ の一部変更について │
│ 議第 95号 山鹿植木広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財│
│ 産処分について │
│ 経済委員会 │
│ 議第 58号 漁港漁場整備法及び水産業協同組合法の一部を改正する法律の│
│ 施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について │
│ 都市整備委員会 │
│ 議第 59号 熊本市都市計画・建築事務に関する手数料条例の一部改正につ│
│ いて │
│ 議第 62号 市道の認定について │
│ 議第 63号 同 │
│ 議第 64号 同 │
│ 議第 65号 同 │
│ 議第 66号 同 │
│ 議第 67号 同 │
│ 議第 68号 同 │
│ 議第 69号 同 │
│ 議第 70号 同 │
│ 議第 71号 同 │
│ 議第 72号 同 │
│ 議第 73号 同 │
│ 議第 74号 同 │
│ 議第 75号 同 │
│ 議第 76号 同 │
│ 議第 77号 同 │
│ 議第 78号 同 │
│ 議第 79号 同 │
│ 議第 80号 同 │
│ 議第 81号 同 │
│ 議第 82号 同 │
│ 議第 83号 同 │
│ 議第 84号 同 │
│ 議第 85号 市道の廃止について │
│ 議第 86号 同 │
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 本日の日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明20日から2月25日まで6日間は、予算決算委員会開催並びに休日のため休会いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○田中敦朗 議長 御異議なしと認めます。
よって、明20日から2月25日まで6日間は休会することに決定いたしました。
次会は、2月26日(月曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○田中敦朗 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時23分 散会
〇本日の会議に付した事件
一、議事日程のとおり
令和6年2月19日
出席議員 47名
1番 田 中 敦 朗 2番 大 嶌 澄 雄
3番 村 上 麿 4番 瀬 尾 誠 一
5番 菊 地 渚 沙 6番 山 中 惣一郎
7番 井 坂 隆 寛 8番 木 庭 功 二
9番 村 上 誠 也 10番 古 川 智 子
11番 荒 川 慎太郎 12番 松 本 幸 隆
13番 中 川 栄一郎 14番 松 川 善 範
15番 筑 紫 るみ子 17番 島 津 哲 也
18番 吉 田 健 一 19番 齊 藤 博
20番 田 島 幸 治 21番 日 隈 忍
22番 山 本 浩 之 23番 北 川 哉
24番 平 江 透 25番 吉 村 健 治
26番 山 内 勝 志 27番 伊 藤 和 仁
28番 高 瀬 千鶴子 29番 小佐井 賀瑞宜
30番 寺 本 義 勝 31番 高 本 一 臣
32番 西 岡 誠 也 33番 田 上 辰 也
34番 三 森 至 加 35番 浜 田 大 介
36番 井 本 正 広 37番 大 石 浩 文
38番 田 中 誠 一 39番 坂 田 誠 二
40番 落 水 清 弘 41番 紫 垣 正 仁
43番 澤 田 昌 作 44番 満 永 寿 博
45番 藤 山 英 美 46番 田 尻 善 裕
47番 上 野 美恵子 48番 上 田 芳 裕
49番 村 上 博
欠席議員 1名
16番 井 芹 栄 次
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副市長 深 水 政 彦
副市長 中垣内 隆 久 政策局長 田 中 俊 実
総務局長 宮 崎 裕 章 財政局長 三 島 健 一
文化市民局長 金 山 武 史 健康福祉局長 津 田 善 幸
こども局長 木 櫛 謙 治 環境局長 早 野 貴 志
経済観光局長 村 上 和 美 農水局長 大 塚 裕 一
都市建設局長 井 芹 和 哉 消防局長 福 田 和 幸
交通事業管理者職務代理者 上下水道事業管理者田 中 陽 礼
伊 藤 幸 喜
教育長 遠 藤 洋 路 中央区長 岡 村 公 輝
東区長 本 田 昌 浩 西区長 河 本 英 典
南区長 本 田 正 文 北区長 中 川 和 徳
職務のため出席した議会局職員
局長 江 幸 博 次長 中 村 清 香
議事課長 池 福 史 弘 政策調査課長 上 野 公 一