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熊本市議会議員 たなか あつお

熊本市議会議員 たなか あつお

2023年03月08日 教育市民分科会

令和5年第1回教育市民分科会

              教育市民分科会会議録

開催年月日   令和5年3月8日(水)
開催場所    教育市民委員会室
出席委員    7名
        田 中 敦 朗 分科会長   日 隈   忍 副分科会長
        西 岡 誠 也 委員     藤 永   弘 委員
        澤 田 昌 作 委員     田 中 誠 一 委員
        上 野 美恵子 委員

欠席委員   1名
        原     亨 委員

議題・協議事項
  (1)議案の審査(9件)
     議第 1号「令和5年度熊本市一般会計予算」中、教育市民分科会関係分
     議第 11号「令和5年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」
     議第 18号「令和4年度熊本市一般会計補正予算」中、教育市民分科会関係分
     議第 25号「令和4年度熊本市奨学金貸付事業会計補正予算」
     議第 33号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分
     議第 41号「熊本市記念館条例の一部改正について」
     議第 44号「熊本市立幼稚園条例の一部改正について」
     議第 90号「財産の譲与について」
     議第 92号「特定の事務を取り扱う郵便局の指定について」

                            午前10時00分 開会
田中敦朗 分科会長  ただいまから予算決算委員会教育市民分科会を開会いたします。
 なお、原委員より遅れる旨の連絡があっておりますので、御了承願います。
 これより、教育委員会に関する議案の審査を行います。
 議第18号「令和4年度熊本市一般会計補正予算」中、当分科会関係分、議第25号「同奨学金貸付事業会計補正予算」、以上2件について一括して説明を求めます。


◎中川浩二 教育政策課長  資料は、教-1をお願いいたします。
 議第18号「令和4年度熊本市一般会計補正予算」及び議第25号「令和4年度熊本市奨学金貸付事業会計補正予算」について、一括で御説明申し上げます。
 資料110ページの教育委員会事務局・令和4年度補正予算総括表をお願いいたします。
 教育委員会が所管する一般会計歳出の予算としましては、款、教育費のみであり、所管予算合計の補正額として11億7,696万6,000円の減額補正となっております。補正後の額は633億1,558万7,000円となります。
 次に、資料111ページの中段、繰越明許費補正を御覧ください。
 教育委員会事務局が所管する繰越明許費につきましては、義務教育施設整備事業及び教育施設等感染防止対策事業など6件、14億1,328万2,000円を計上しております。これらは、国の令和4年度補正予算の編成に伴いますものや、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する事業につきまして、令和5年度当初予算要求から令和4年度2月補正予算に前倒しして計上しているものでございます。
 次に、2、特別会計を御覧ください。
 奨学金貸付事業会計でございますが、下段の表にありますとおり、補正額は292万4,000円の増額を計上しており、補正後の額は1億1,382万4,000円となります。
 次に、補正予算の主な内容について御説明申し上げます。
 資料は、おめくりいただきまして、115ページをお願いいたします。
 項、教育総務費、目、教育総務費になりますが、指導課の6、修学旅行キャンセル料等対応経費として300万円を計上しております。これは、新型コロナウイルス感染症の感染や濃厚接触者となるといった影響により、修学旅行に参加することのできなかった児童生徒のキャンセル料について、保護者の負担の助成や旅行日程の変更等による手数料負担を行うための経費でございます。
 続いて、資料116ページをお願いいたします。
 項、小学校費、目、学校管理費でございます。学校施設課の3、施設整備経費及び4、校地整備経費について、国の補正予算を活用し、健軍小学校の外壁改修工事や、春日小学校の運動場改良工事等を実施する経費を計上しております。
 続いて、指導課の2、一般管理経費としまして2億2,122万7,000円を計上しております。こちらは、小学校の燃料光熱水費の高騰に伴う増額補正等を計上しております。
 資料は117ページをお願いいたします。
 表の中段、項、中学校費、目、学校管理費でございます。学校施設課の2、施設整備経費及び3、校地整備経費において、国の補正予算を活用し、江原中学校の外壁改修工事や飽田中学校の運動場改良工事等を実施する経費を計上しております。
 続きまして、指導課の2、一般管理経費としまして1億3,508万7,000円を計上しております。こちらも、中学校の燃料光熱水費の高騰に伴います増額補正等を計上しているところです。
 ページが少し飛びまして、119ページをお願いいたします。
 こちらは、項、高等学校費、目、学校管理費でございます。指導課の6、市立高校改革関連経費(千原台)及び7、市立高校改革関連経費(必由館)としまして、合わせて1,600万円を計上しております。こちらは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しまして、体育館等に無線LANを整備するための経費を計上したものでございます。
 次に、項、幼稚園費、目、幼稚園管理費でございます。
 資料は120ページ上段をお願いいたします。
 指導課の1、公立幼稚園感染防止対策経費としまして300万円を計上しております。これは、市立幼稚園における感染防止対策のための備品や消耗品の購入に係る経費を計上したものでございます。
 続いて、項、社会教育費、目、青少年教育費でございます。
 資料121ページをお願いいたします。
 青少年教育課の2、児童育成クラブ管理運営経費において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、各児童育成クラブにおける感染症対策に係る経費の増額を含め、合わせて117万4,000円の増額を計上しております。
 続きまして、目、図書館費でございます。教育政策課の3、電子図書館拡充経費において2,500万円の増額を計上しております。こちらは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しまして、電子書籍のコンテンツを整備するための経費等でございます。
 このほか、補正予算の表中の補正額の前に黒三角印が記載されている減額補正の事業等につきましては、主に決算調整を行うことによるものでございます。
 以上が、令和4年度一般会計及び熊本市奨学金貸付事業会計それぞれの補正予算の概要でございます。御審議のほどをよろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  次に、議第1号「令和5年度熊本市一般会計予算」中、当分科会関係分、議第11号「同奨学金貸付事業会計予算」、以上2件について一括して説明を求めます。

◎中川浩二 教育政策課長  資料は、教-2をお願いいたします。
 議第1号「令和5年度熊本市一般会計予算」及び議第11号「令和5年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」について、一括で御説明申し上げます。
 資料は164ページの、教育委員会事務局・令和5年度当初予算総括表をお願いいたします。
 教育委員会事務局が所管します1、一般会計歳出予算、款、教育費としましては、表の1行目にありますとおり645億1,004万1,000円を計上しており、前年度と比較しまして5億3,662万3,000円、伸び率としましては0.8%の増額となっているところです。
 続けて、資料165ページをお願いいたします。
 教育委員会が所管する款は教育費のみでありますことから、一般会計予算のうち教育委員会が所管する予算の割合は、前年度と同じで一般会計全体の16.9%となっております。
 続きまして、資料166ページをお願いいたします。
 債務負担行為でございます。令和5年度当初予算に計上しております事業のうち、地域教育情報ネットワーク等機器の借り上げや運用管理業務委託、義務教育施設の整備など複数年度にわたる契約を行うため、合計17件の債務負担行為の設定を計上しております。
 次に、資料167ページをお願いいたします。
 2、特別会計の奨学金貸付事業会計について御説明申し上げます。
 令和5年度の予算額は、歳入歳出ともに同額の1億690万円を計上しております。また、本事業の貸付けに際しましては、貸付け対象者が学校を卒業するまでの間、継続して貸し続ける必要がありますことから、令和10年度までを期間として、限度額が1億1,510万円の債務負担行為の設定を計上しております。
 続きまして、当初予算の主な内容について御説明申し上げます。
 資料は、少し飛びまして170ページをお願いいたします。
 項、教育総務費、目、教育総務費でございます。教育政策課の8、学校問題対策経費としまして300万円を計上しております。これは、学校の一部の電話機に自動通話録音機能と録音メッセージ発信機能を付加するための経費でございます。
 続きまして、資料171ページをお願いいたします。
 同じく、教育政策課の9、学校事務DX推進経費としまして850万円を計上しております。これは、これまで主に紙媒体にて行ってまいりました、教育委員会事務局や学校から保護者への通知や配布物をはじめアンケートなどを、保護者がお持ちのスマートフォン等にアプリをインストールして電子化をするための経費や、副教材費等に係る費用を保護者から徴収させていただいております学校徴収金の口座登録を、同じく紙媒体でなくウェブサイト上で登録ができるようにするための経費を計上したものでございます。
 次に、学校改革推進課の1、高校改革関連経費としまして6,260万円を計上しております。これは、本市独自の入学者選抜問題の作成や、生徒が主体となる学校運営を行うための取組に関する経費でございます。
 同じく学校改革推進課の6、学校施設整備方針検討経費としまして1,650万円を計上しております。これは、老朽化が進んでおります藤園中学校と城東小学校及び江南中学校と向山小学校、向山幼稚園につきまして、建て替えを契機とした施設の一体整備や複合化、事業手法等について検討するための経費でございます。
 次に、7の教育委員会改革関連経費としまして210万円を計上しております。これは、教職員の不祥事等が相次ぎましたことを踏まえ、体罰等の様々な諸問題に対し適切な対応ができる地方教育行政組織体制の検討を、第三者の視点で検討するための附属機関設置等に係る経費として計上しております。
 次は、資料の173ページをお願いいたします。
 指導課の17、地域教育情報ネットワーク経費としまして9億3,190万円を計上しております。こちらは、地域教育情報ネットワークの維持、運用に必要となる機器の賃貸借や回線の使用料、ICT支援員による学校のサポート等に要する経費でございます。
 続きまして、資料175ページをお願いいたします。
 教職員課の13、教職員人材確保推進経費としまして670万円を計上しております。これは、モデル校において教員を志望する大学生を雇用し、教育現場での授業支援などの体験活動を通じて教職を志す動機を高め、本市の教員採用試験志願者の増加を図ろうとするものでございます。
 同じく資料175ページ、総合支援課の1、いじめ・不登校対策経費としまして4,040万円を計上しております。これは、いじめや不登校への対策として、ユア・フレンド事業による大学生の派遣、心のサポート相談員の配置、教育支援センター「フレンドリー」の運営及びオンライン学習支援等に係る経費を計上したものでございます。
 続きまして、資料は176ページをお願いいたします。
 総合支援課の7、学級支援員派遣経費としまして3億260万円を計上しております。これは、各学校への学級支援員の配置に要する経費でございます。令和5年度は、看護師資格を有する学級支援員4名の増員を図りますとともに、学校運営をサポートする退職教員の再任用職員と合わせまして合計168名を配置する予定としております。
 次に、目、教育指導費になります。
 資料は178ページをお願いいたします。
 指導課の10、プログラミング教育推進事業としまして1,680万円を計上しております。これは、学習指導要領の改訂に伴うプログラミング教育の充実を図るため、中学校段階のプログラミング学習教材と、学習環境の充実としてテキストプログラミング実習環境の整備や、指導を行う教員の支援を行うための経費でございます。
 次に、11、日本語指導環境整備事業としまして1,960万円を計上しております。これは、TSMCの熊本県進出を契機として、今後増加が見込まれる外国人児童生徒に対する日本語指導環境の整備に要する経費を計上したものでございます。
 次に、表の中下段、項、小学校費、目、学校管理費でございます。
 ページをめくっていただきまして、179ページをお願いいたします。
 指導課の1、小学校図書館充実経費としまして1億6,840万円を計上しております。これは、小学校における図書蔵書整備のための図書購入費と、司書業務補助員の配置に要する経費でございます。令和5年度の図書購入費は、前年度から1,220万円増額し2,821万4,000円としております。
 続いて、資料は180ページ、表下段の目、学校建設費をお願いいたします。
 学校施設課の1、義務教育施設整備事業として27億8,530万円を、次のページの学校施設課の2、学校施設長寿命化関連経費として10億2,820万円をそれぞれ計上しております。こちらは、小学校における児童の増加に伴う校舎増改築工事や、プレハブ教室の設置に必要な経費のほか、学校施設長寿命化計画に基づく校舎改築等に係る経費でございます。
 引き続き、資料181ページをお願いいたします。
 項、中学校費、目、学校管理費でございます。指導課の1、中学校図書館充実経費としまして7,873万円を計上しております。これは、先ほどの小学校と同様に中学校における図書蔵書整備のための図書購入費と、司書業務補助員の配置に要する経費で、令和5年度の図書購入費は、前年度から420万円増額し1,441万円としております。
 続きまして、資料182ページの下段の方をお願いいたします。
 目、学校建設費でございます。学校施設課の1、義務教育施設整備事業として23億3,945万円を、次のページの学校施設課の2、学校施設長寿命化関連経費として100万円を計上しております。これは、中学校における生徒の増加に伴う校舎の増築工事やプレハブ教室の設置、体育館の増改築に要する経費でございます。
 次は、少し飛びまして、185ページをお願いいたします。
 こちらは、項、高等学校費、目、学校管理費になりますが、指導課の15、高校空調公費化経費としまして210万円を計上しております。これは、現在PTAで御負担いただいております市立高校普通教室の空調維持管理等に係る費用につきまして、来年度からは本市が費用を負担するよう変更するものでございます。
 次も資料を少しめくっていただきまして、190ページをお願いいたします。
 こちらは、項、社会教育費、目、博物館費になりますが、教育政策課の9、博物館施設整備経費としまして1,930万円を計上しております。これは、熊本博物館のプラネタリウムのプロジェクター部分について、メーカーからのサポートが終了することに伴い、新たな機器へと更新するための経費でございます。
 続いて、項、保健体育費、目、保健体育総務費でございます。指導課の4、部活動指導員配置事業としまして1,037万円を計上しております。これは、部活動指導員を配置することで、教員の部活動指導に係る負担軽減等を図るための経費であり、次年度は3名増員して、計8名を配置する予定でございます。
 次も資料飛びまして、194ページをお願いいたします。
 特別会計であります奨学金貸付事業会計の令和5年度当初予算になります。
 まず、歳入予算でございますが、奨学金貸付金元金収入としまして1億690万円を計上しております。
 続いて、資料195ページの歳出予算をお願いいたします。
 歳出予算である奨学金貸付事業費のうち、奨学金貸付金として8,000万円、その貸付事業に伴う事務費としまして679万6,000円を計上しております。また、奨学金貸付事業総務費としまして、一般会計への繰出金2,010万4,000円を計上しております。
 説明が長くなりましたが、以上が令和5年度の一般会計及び奨学金貸付事業会計の当初予算の概要でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  次に、議第33号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、当分科会関係分の説明を求めます。

◎松永直樹 学校改革推進課長  資料は共通1をお願いいたします。
 議第33号「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」、御説明いたします。
 4ページ目、新旧対照表の下に、2ページと記載がございます資料を御覧ください。
 熊本市附属機関設置条例で定める附属機関におきまして、表の右の項目8、市立高等学校等改革検討委員会及び項目12、市立幼稚園における特別支援教育等に関する検討委員会につきましては、それぞれ基本計画及びプログラムの策定を行ったことから廃止するものでございます。
 次のページをお願いいたします。
 表の左、項目15、天明校区施設一体型義務教育学校施設整備事業者選定審議会を設けますが、設置目的は、天明校区施設一体型義務教育学校整備事業に係ります受託業者の選定につきまして必要な事項を審議するもので、本事業につきましては、設計・施工を一括して発注するデザインビルド方式を採用しますが、その実施事業者選定のためのものでございます。
 また、項目16、熊本市教育行政審議会を設けますが、設置目的は、本市教育行政の在り方について必要な事項を審議するものでございまして、一連の不祥事案の発生等を受けまして、こうした事態を二度と起こさぬよう、具体的な再発防止策を講じるとともに、適切な事後対応等を行うため、本市の教育行政の在り方について広く御審議いただくことを予定しており、令和5年度に答申をいただき、また令和6年度以降も取組状況の検証等を行っていただくため、常設することも検討しております。
 施行日は令和5年4月1日です。
 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  次に、議第44号「熊本市立幼稚園条例の一部改正について」の説明を求めます。

◎福田衣都子 指導課長  議第44号「熊本市立幼稚園条例の一部改正について」、御説明いたします。教-3を御覧ください。
 この条例案の提出理由につきましては、熊本市立向山幼稚園ことばの教室の移転に伴い、所要の改正を行う必要があることから、議決を求めるものであります。
 熊本市立向山幼稚園ことばの教室の移転については、希望する幼児が身近な場所で支援が受けられる体制を整えるため、ことばの教室を市立幼稚園各園に移転するものです。
 それでは、2ページの新旧対照表を御覧ください。
 今回の改正は、表の真ん中、現行欄に記載しております熊本市立向山幼稚園の位置として、括弧書きで記載されている「(通級による指導をする教室にあっては、同区魚屋町1丁目9番地)」を削るものでございます。また、併せて第3条第2項の文言の整理を行っております。
 なお、施行日は令和5年4月1日を予定しております。
 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  次に、議第90号「財産の譲与について」の説明を求めます。

◎松永直樹 学校改革推進課長  資料は教-4をお願いいたします。
 議第90号「財産の譲与について」、御説明いたします。
 資料の1ページ目をお願いいたします。
 まず、譲与する財産でございますが、熊本市立向山幼稚園五福ことばの教室園舎及びそれに付随する工作物一式でございます。
 譲与の相手方は、市立熊本五福幼稚園の引受法人である学校法人熊本YMCA学園です。
 提出理由につきましては、熊本市立向山幼稚園五福ことばの教室園舎の譲与について、地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、市議会の議決を求めるものでございます。
 次のページに、参考資料として概要を添付しておりますので御覧ください。
 今回御審議いただく物件、「五福ことばの教室」は、旧市立熊本五福幼稚園の敷地内にございます通級指導教室でございまして、平成30年度に民間移譲しました熊本五福幼稚園の敷地内におきまして、当面の間、市が運営を行うこととしておりましたが、昨年6月に策定いたしました「熊本市立幼稚園まなび創造プログラム」を推進するに当たり、ことばの教室を市立幼稚園各園に移転することとしましたので、民間移譲当時の引受法人募集要項のとおり、土地の有償貸付けと、建物等の無償譲渡を行うものでございます。
 次に、2の用途につきましては、平成30年の熊本五福幼稚園の民間移譲の際、将来においても幼稚園事業の継続性を担保し、市の関与を残すため、また円滑な民間移譲を実施する必要があることから、土地を有償で貸し付け、建物等は引受法人の初期投資費用を軽減すること等を目的に無償譲渡を行いました。今回の物件につきましては、熊本YMCA学園におきまして幼稚園事業の用に供することに加えまして、児童発達支援事業を行うことを予定しております。このことは、「熊本市立幼稚園まなび創造プログラム」におきまして、特別支援教育の充実として、児童発達支援事業所等との連携などを盛り込んでおりますことから、本プログラムの方針に合致するものであり、今後積極的に連携を行ってまいりたいと考えております。
 譲与等の時期は、令和5年4月1日を予定しております。
 以上、御審議のほど、よろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  以上で議案の説明は終わりました。
 これより質疑を行います。
 分担議案について、質疑及び意見をお願いいたします。


◆上野美恵子 委員  提案されております新年度の予算についてお尋ねしてまいりたいと思います。
 最初は、先ほど説明がありました教-2のページが幾つかに分かれておりますけれども、多分170ページとか179ページとか180ページとか181ページとか183ページとかにあります、これまでも何回か申し上げてまいりました、学期雇用となっている会計年度任用職員さんの問題についてです。
 現在、教育現場においては学校事務補助、司書補助員、それから給食の調理員さんについて、学期雇用というのがなされているというふうに伺っております。今、なるべく非正規はなくして、働く皆さんに安定した雇用の中で働いていただきたいというのは、もう誰しもが願っていることで、特に教育の現場でも、そういう点を大事にしていただきたいと思っておりますが、今申し上げました学期雇用となっているそれぞれの職種についての、学期雇用の改善についての検討状況とか今後の見通しについてありましたら、御説明お願いしたいと思います。

◎中川浩二 教育政策課長  学校事務補助の学期雇用につきましては、学校現場のいわゆる要望、ニーズ等を加味しながら、9月の議会でも委員の一般質問の方に御答弁を差し上げたかと思いますが、やはり今後も新型コロナウイルス感染症への対応ですとか、変化の激しい学校現場のニーズに的確に対応できるよう、当該職員の声も伺いながら、業務内容や任用形態など必要な見直しに取り組んでまいりたいと考えておりまして、次年度は一部、学校事務補助職員の雇用時間を延長して、学期雇用については学期雇用のままというところで計上しているところでございます。
 事務補助につきましては以上でございます。

◎上村奈津子 指導課副課長  学校図書館司書業務補助員の雇用についてお答えいたします。
 司書補助につきましては、配置を開始いたしました平成7年度は、主に本の貸出し、返却、レファレンス、調べもの相談が中心でございました。それから、学習指導要領の改訂によりまして、授業支援の割合が司書業務の中で高まってきております。配置開始当時と比べまして、求められる役割が変わってきておりますので、任用期間の見直しというのは必要だというふうに考えております。
 通年雇用に係る経費の予算化を検討いたしましたが、限られた財源の中、要求内容の精査により所要額が確保されたものでございます。今後は継続的に職務に従事できる環境の整備など、必要な見直しを検討してまいりたいというふうに考えております。

◎上村清敬 健康教育課長  学校給食に関しましては、会計年度任用職員として給食調理員と給食調理の補助員といらっしゃいまして、給食調理員の方は通年雇用、給食調理補助員の方が学期雇用となっているところです。
 給食調理員の方に関しましては、夏休みとか冬休みにつきましては、給食技士の方と一緒に清掃等を行っていただいているところでして、補助員の方にまで担っていただく業務が、ちょっと長期休業中においてはなかなかないということもございまして、学期雇用のままではございますが、今般、より多くの時間働きたいという方の希望にも合わせるために、これまで週19時間だったものを週29時間まで働けるよう、一部予算を増額したところです。

◆上野美恵子 委員  まず、学校事務補助について、時間延長で対応したというお答えでしたので、その拡充状況について御説明お願いしたいと思います。

◎中川浩二 教育政策課長  これまで5時間で配置しておりました学校事務と給食受入れ、これは共同調理場等から配送されます給食を受け入れる業務を担っている職員を、1日5時間ということでこれまで任用しておりましたけれども、次年度は、やはり時間がなかなか足りないと、5時間では業務に無理があるというお声をいただきまして、見直しを図って5時間45分ということで拡充させていただいたところでございます。
 以上でございます。

◆上野美恵子 委員  今、45分間拡充していただいたという御答弁だったんですが、現場からの御要望の内容というのは、どれぐらい拡充してほしいということだったんでしょうか。

◎中川浩二 教育政策課長  おおむね1時間程度というふうに、全ての方が一定ではございませんけれども、一定時間勤務が足りないと、やはりやりくりをするのに非常に厳しいものがあるということから、45分の拡充を今般させていただいたところでございます。

◆上野美恵子 委員  普通、時給単位でお給料計算とかすることが多いと思うんですけれども、1時間の要望があったのに45分にしたというのはどうしてでしょうか。

◎中川浩二 教育政策課長  現場の声を伺いながら対応したいというふうには思っておったところでございますけれども、今般、45分延長させていただくというところは、業務の平均的なものに関したところで、45分延長させていただいたというところでございます。

◆上野美恵子 委員  15分だから、御要望に沿えば、そこの働いている方のやる気も上がっていいし、今何かすごく学校も余裕がない現場になっているので、いろいろな意味で、その時間というのは有効に使っていただけたのではないかなというふうに思うのですよ。それで、やはりこれは、せめて1時間は拡充されたほうがよかったのではないかと思います。
 それから、一番最初、何かニーズが激しいからというふうにさっき言われた、それはどういうふうな意味なんですか。

◎中川浩二 教育政策課長  スクールサポートスタッフという位置づけでも学校事務補助、ございますので、社会変化のニーズといいますか、先ほど新型コロナ対応等で、いわゆる教員の業務が多様化している。それから、以前は消毒等であったりとか、そういったこれまでの事務の概念の中では対応が難しくなっている業務、教員がサポートできる業務というものを担っているということでございます。

◆上野美恵子 委員  分かりました。
 それから、司書さんについては見直しは必要とは考えているけれども、今回はちょっとできなかったということで、でも説明では、この制度の開始当初と比べて今、教育的な面でお仕事の重要性が増しているというふうな御説明であったかなというふうに思ったんです。ちょっと費用を検討してみたんだけれどもというふうなことがありましたが、どの程度お金があればできるというふうな試算されたんですか。

◎上村奈津子 指導課副課長  司書業務補助員の通年雇用に係る拡充分といたしましては、試算いたしましたところ、6,500万円程度が必要というふうに試算いたしました。

◆上野美恵子 委員  億もかかるのかと思ったら6,500万円ですね。
 やはり資格を生かしていいお仕事をしていただくためには、研さんも積んでいただかないといけないし、もともとこれがなくなる仕事ではないわけですよね、拡充されてつくられて、現場からも非常に喜ばれているものなので、今年度の予算にもありますけれども、タブレットとかデジタル化なんかにはすごく、億単位をじゃんじゃん使っているわけですよね。ですけれども、やはり図書という学校図書の分野は、こどもたちの心を育てるという面では、なかなかデジタル機材には代えられない、やはり心を育てる役目が私は大きいと思います。
 デジタル化が進むからこそ、こういう分野の予算をきちんと確保して、そこに人も置いて、ただ単に機械で対応することだけではなくて、人と人との交流を通して、本を貸したり借りたり、相談をしたり教えてもらったりするというふうな、そういう人との交わりを通して、そしてまた借りた本をこどもたちが読んで、そこから自分の身につけていくという、人を通した教育の効果というのは、なかなか物差しで測れませんよね。測れないから、何かほら、後回しというか、これでいいかなみたいになっている面がやはりあるような気がします。
 で、タブレットは何台配りました、何校に何台配置されましたということが見えますよね。どこの学校には行っていませんとか、全員に配りましたか、配りませんでしたかと。だけれども、これの効果というのは、なかなかそういう面ではこどもの成長にとって見えにくいところもあるので、だけれども、その見えないことを今大事にする時代ではないかなと私は思うんですよね。だから、何億もかかることではないんだから、そこにお金を使って、タブレットに投資をしたのと同じように6,500万円使って、司書さんのスキルアップもしていただく、丁寧な仕事をしていただく、時間を目いっぱい使ってやっていただくというふうなことが、現場にやはり多くのものを残していくというふうに私は思いますので、そういう点をぜひ御検討いただいて、近々改善していただけるようにお願いしたいなと思っています。
 それから、さっき健康教育課は、調理員と補助員とがおりまして、補助員の方が学期雇用だという説明がありました。で、調理員さんは終日勤務だけれども、補助員さんはちょこちょこっと来て、お仕事が終わったらお帰りになるような働き方だとおっしゃったけれども、補助員さんの中に、調理員的な勤務形態で働きたいという方はどれぐらいおられるんでしょうか。

◎上村清敬 健康教育課長  すみません、どれだけいらっしゃるのかというのを、ちょっと手持ち資料がございません。

◆上野美恵子 委員  調査はされているんでしょうか。

◎上村清敬 健康教育課長  先ほど申し上げましたとおり、これまで週19時間までという縛りがございましたものを週29時間まで、より多く働きたい、扶養から外れてもいいという方がどれだけいらっしゃるのかというニーズを測った際に、アンケートはしておりますので、その資料を見れば、先ほどお尋ねのことにもお答えできるかもしれません。

◆上野美恵子 委員  では、それは今ないということですので、後ほど資料の御提供をお願いしておきたいと思います。
 それから、何というか、これも私、きっと給食調理の現場に入ったら、補助員だから、調理員だからということで、その時間帯にやっているお仕事って、あまり変わらないと思うんですよ。安全・安心な給食を作るという業務に従事するということでは、何ら変わらない。
 そして、こんなふうに時間を延ばしていらっしゃるからやはり時間を延ばしてほしいという声があるというのは事実なんだと思います。ということは、よほど自分はもう絶対に扶養の範囲で働かなければ勤めることができないと、そんな事情なんだということを除けば、ほかの方については、やはり同じような処遇でお仕事していただくというのが、本来の雇用の在り方ではないかなと私は思いますよ。何かそこで区別をして、もう調理員は少ししか要らないから、あとはもう非正規の学期雇用でいいんだよみたいな感じでやっているやり方というのは、それはさっきの、悪いけれども、司書さんにしても事務補助さんにしても同じですけれども、すごくやはり人を使い捨てにしているというふうに思うわけですよね。
 今、本当に日本の社会が、非正規がすごく増えてきている。そういう処遇で働いている人がたくさん、多いです。だからといって、公の職場もひっくるめて、それは何かあっても当然というふうな考えではないとは思いますけれども、それは本当に駄目だと思います。そういうことを教育現場がやっていたら、人を育てるところが人を切り捨てるような働き方を平気でやっていて、私はこの4年間、この委員会に所属をして、結構折に触れてこれは言ってきました、こんな働かせ方はいけないのではないかと。
 非正規雇用の中でも、時間が短いだけではなくて、学期雇用というのはぶつんぶつん切るわけですよね。業務というのはなくならない業務であるはずなのに、なぜか知らないけれども、学期でぶつんと切れてしまう。そんな働き方を長く続けているということは何か非常に、だって学校で労働についても教えるわけでしょう。何か公民の教育とかあるのではないですか。そういうことを教えている現場が、そこの先端のところが非正規は当たり前のようなことを現実としてやっていて、そしてこどもたちには、人間が働くということはということで教育するというのは、非常にやはり、やっていることと言っていることが何か違うというふうに、はたから見えてしまうかもしれないので、これは私は大きな問題だと思うんですよ。
 今、日本はほら、賃金が上がらないと言われているけれども、その大きな要因の一つは、この非正規の問題ですよ。それをやはり公が開拓して、なるべくなくしていって、社会全体がもう少しちゃんと働けるような時代になっていかないと本当に、若い人が将来に希望がないではないですか、働いたって非正規とか。何かパートだから当たり前みたいな、そういうのは本当になくしていく。そのためにも教育現場におけるこの学期雇用というのは、市役所の雇用形態の中では、私はほかにない、すごく非正規でも、よりあまりよくない雇用の仕方だなというふうに思うので。
 ほかに学期雇用ってないでしょう、教育長、いかがですか、ないですよね。

◎遠藤洋路 教育長  ほかの局のものを全部把握しているわけではありませんけれども、学期があるのは学校ですので、基本的に学校だけだと思います。

◆上野美恵子 委員  こどもたちは夏休みがあって、学期というのがあるかもしれないけれども、労働者にとっては、日々の暮らしを考えたときには学期なんてないわけですよ。夏休みだろうが冬休みだろうが、やはり生活の糧を得て生きていかなければいけない。それなのに委員会の都合、うちは春休みがあります、夏休みがあります、何とかがありますということで、学期学期で人を切るという、その考えそのものを私は、言ったからといって急に、今日どうこうという答弁はないと思いますけれども、やはりこのことは大きなテーマで、今後考えていただきたいと思います。いかがでしょうか、教育長。

◎遠藤洋路 教育長  先ほど来、課長、副課長からも答弁をしておりますように、勤務の実態とか働いている方の希望も踏まえて、これまでも毎年の予算編成の中で、少しずつでありますが、処遇の改善を図ってきております。
 今後も、さらによりよい勤務条件になるように取り組んでいきたいと思っております。

◆上野美恵子 委員  どうぞよろしくお願いします。
 続けていいでしょうか。

田中敦朗 分科会長  どうぞ。

◆上野美恵子 委員  次は、議案のところにもかぶりますけれども、教-2、171ページの教育委員会改革関連経費の教育行政審議会の設置の予算について、お尋ねをしたいと思います。
 教育行政審議会ということで名前がつけられて、今回新しく設置をするということで御提案の予算が上がっておりますけれども、教育行政という冠のついた委員会になっていくわけなんですけれども、一応もらった説明資料と先ほどの説明をいろいろ聞いていて、いじめとか体罰とか暴言とか不祥事とか、そういう最近たくさん発生してきたいろいろな問題のある事案について、何とかしていこうというのが大きな目的なのかなというふうに拝察をするわけなんですけれども、教育行政というふうに銘打って審議を進めていくというのであれば、やはりよりよい教育を進めていくためのというふうな中身でもっての審議が行われていくような、そういう審議会設定というのをやっていくべきではないかと思うんですが、その点についての御見解をお願いいたします。

◎松永直樹 学校改革推進課長  お尋ねのありました教育行政審議会でございますが、当然一つの設置のきっかけとなりましたのが、一連の不祥事等の発生を受けてということではございますが、当然のことながら、4月にはこども局が発足いたしまして、こどもたちの、ある意味人権、権利、そういったものをしっかり大人側、行政側が担保していくというような取組を、全庁挙げて取り組んでいくと。
 その中で、教育委員会においても、これまでの取組について、例えば不祥事案が発生をしないための再発防止策、また実際に発生した後の適切な事後対応、加えまして、先生方の当然の働き方改革も絡んでくると思いますが、メンタルヘルス対策も含めました全体的な教育現場におけるマネジメント、こどもたちの将来にプラスになるような改革、こういった視点で取り組むというのは当然かというふうに思います。
 それで、今後審議いただきまして、熊本市からよりよい教育行政が発信できるようなものを、何とかつくり上げてまいりたいというふうには考えております。
 以上です。

◆上野美恵子 委員  分かりました。
 入り口がそういう事柄であったということも分かりますし、それ自体も必要なことだろうと思います。今、体罰等審議会もあって、個別的な事案についてはそちらの方で対応していただいているので、そこはそこでいろいろ御苦労なさっていらっしゃるかと思います。
 そのことを含めて、この審議会というのは、総合的にいろいろなことを審議しながら、よりよい現場にということなんでしょうが、一つは、学校マネジメントとか危機管理ということなんかが、この検討項目の中にあったりしますし、外部との役割とか相談では何とかとか、いろいろここに検討事項が書いてありますが、やはり審議されていく内容というのがこどもの成長・発達にとってプラスになるような教育現場として、どのような点を目指していくのかという教育行政の在り方という点が、私は大事ではないかなと。
 何かいろいろ問題がたくさんあるから管理していこうよ、見ていこうよ、マネジメントしていこうよということよりも、こどもたち一人一人が本当に健やかに成長できるような、こどもの成長・発達にとっての教育現場であるために、今何が現場に必要なのか、そのためにはいっぱい表面に出てきている問題をどう解決していくのかというふうな、こどもの成長・発達を視点に据えた審議の中身ということを、私はやはり軸に据えていただきたいなと思うんですよ。その点についてはいかがでしょうか。

◎松永直樹 学校改革推進課長  そもそも教育委員会といたしましては、教育振興基本計画の中で、子どもたちのよりよい人生と、よりよい社会を構築するということを目標にしております。それが最大の目標でございますので、この審議会も当然、その目標に沿った取組というのが大前提であろうかというふうに思います。
 いただいた御意見も踏まえまして、しっかりと審議会の中で議論をしてまいりたいと考えます。
 以上です。

◆上野美恵子 委員  そうあってほしいと思います。
 やはりここに書いてあるような再発防止とか事後対応、そういうことをきちんとやっていけば、なっていくかなということだけではなくて、そこから一歩踏み込んで、やはり本当に、こどもにとってよかれのということが目に見えるような審議になっていくようなことを、何か書いておいたほうがいいのかなと。今、子どもの権利条約もあるし、物事を考えるときは、やはり本当にこども主体になって考えていかないと、現場がよくならないということを、そういう視点で教員もあるし、現場もあるし、教育委員会もあるというふうにしていったほうが、より中身としても深まっていくのではないかと思います。
 もう一つは、この中で指針とかを策定していくというふうにありますけれども、指針を策定すること自体を否定するものではありませんが、やはりいろいろな物事を審議していく場合に、事柄自体が大変広く、そしてまた多岐にわたって、すごく詳細な部分がいろいろにわたっておりますので、やはりその指針に沿いつつも、何というか、臨機応変に対応できていくような、そういう力が現場にできていかないと、画一的になってしまうとまたいけないから、そこのところも大事にしてほしいなと思うんですよ。でないと、いろいろなケースケース、いろいろなことが確かにあると思うので、それはいかがでしょうか。

◎松永直樹 学校改革推進課長  委員の御指摘のとおり、再発防止、事後対応等に関する指針、こういったものはしっかりとつくり上げていきたいというふうに思います。
 その指針の中では、要は発生事例ごとに判断を要しないもの、例えば迅速に報告を行うとかそういった部分、先生方が一つの対応でなるべく迷わず対応できるような事象、そういったものはしっかりと指針の中に盛り込んでいきたいと思います。
 一方で、これも先ほど御指摘のとおり、指針だけでは対応できない新たな問題等が発生したとか、もっと言えば想定外のものが発生したときには、やはり教育委員会、学校管理職のマネジメント力というのが非常に重要になるかというふうに思います。ですので、危機管理対応力の強化のための在り方、これも審議会の中で御審議いただく予定としておりますので、そういったものを総合的に考えていく中で、御指摘の点にしっかり対応してまいりたいというふうに考えます。

◆上野美恵子 委員  ありがとうございます。
 それから、審議会の委員構成について追記してありまして、公募委員も含めた構成にしていただけるということにはなっているので、その点については歓迎しますが、今、やはり教育現場でいろいろ御苦労なさっているのは、支援教育の分野に関わるような問題の対応とかも含めて必要になってきている点とかもあるので、支援という視点から、そういう見識やら持っている方についても何らかの形で関わっていただけるような委員の選任についても、していただいたほうがいいのではないかと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。

◎松永直樹 学校改革推進課長  委員の選任につきましては、本議会におきまして御議決いただいた後に、しっかりと取り組みたいというふうに考えますが、当然今回の審議の内容について、こども局との連携という部分、当然福祉との連携という部分もございますし、そういった知見のあられる方についても、ぜひ御審議に何らかの形で御参加いただきたいというふうに考えますので、そこの点についてもしっかり今後対応してまいりたいというふうに思います。

◆上野美恵子 委員  そういう視点を常々持っていたほうが、これからの教育現場の問題を考えたときは必ずプラスになっていくと思いますので、よろしくお願いいたします。
 続けていいでしょうか。

田中敦朗 分科会長  ほか、ないなら続けてよろしいでしょうか。はい。

◆上野美恵子 委員  教-2の175ページです。
 新規事業になっていると思いますが、教職員人材確保推進経費というのがありまして、モデル校における教員志望大学生の教育現場での体験活動を通じた教職員人材確保に要する経費というふうになっています。
 具体的にどういう形の実施になっていくのか、分かる範囲で詳細に教えていただけないでしょうか。

◎田口清行 学校教育部長  今、委員より御質問がありました教職員人材確保推進経費ということで、先ほど教育政策課長からもありましたけれども、教職を目指す大学生を、学生の当時から学校の方に来ていただいて雇用いたしまして、実際の現場で体験をしていただくということを考えております。
 まずはそこに示させていただいているとおり、モデル校ということで、各区ごと小学校1校、中学校1校、これは今回の予算が通りましてから選定いたしまして、モデル校として実施させていただきたいと。大学生は週に3人程度来てもらって、実際に先生方と共に、学習指導であるとかいうことを体験していただきながら、大学で学んでいること、そして実際の現場で体験していただくことということを重ね合わせながら、教職についての理解を深めていただく。また、教職に向かう志望の意思を高めていただくというふうなことを考えているところでございます。
 以上でございます。

◆上野美恵子 委員  今、学校現場で学生のボランティアさんも何か入っていらっしゃるところがあるというふうに聞いているんですが、それとこの事業の大きな違いとかいうことについて教えてください。

◎田口清行 学校教育部長  現在、純粋にボランティアとして入っておられる方もいらっしゃるのかもしれませんし、また、大変学校には苦労かけているんですが、教員がちょっと足りない状況があるということで、教育活動アシスタントということで、これは大学生に限らず、教員が不足している学校において入っていただいて、サポートしてもらうというふうなことをしているところです。
 こちらについては、教職を目指す、目指さないということに限らず、学校のサポートをしていただくということで今取り組んでいるところですけれども、今回の事業につきましては、学校の体験を通して教職の意識、また実際に学部等で学習していただいていることと体験を重ねながら、教職ということについて理解を深めてもらう、また意欲を高めてもらうということを目指して取り組んでいるものでございます。
 以上でございます。

◆上野美恵子 委員  今回のモデル校実施に当たって、今の教育現場の声とか何か聴取しながら、この事業をつくっていかれたんですか。

◎田口清行 学校教育部長  学校の方からは、やはり人材、マンパワーの必要性というのは常に教育委員会の方にも届けていただいているところですし、現在大学生の方、また一般の方々、教育活動アシスタントということで入っていただいているところもあります。そういう点で、やはり学校としては、様々な人材が学校の中で力を発揮いただくということは、非常に求められているものだというふうに思っております。
 一方で、その分野とともに、教育委員会としては現在の教職員不足を解決するために、学生の教員への意欲を高めたいということで、学校とも連携しながら進めたいというふうに考えているところでございます。

◆上野美恵子 委員  一つ確認で、さっきのアシスタントとして働いていらっしゃる方は、何がしかの報酬があるんですか。

◎田口清行 学校教育部長  教育活動アシスタントにつきましては、報償費ということでお支払いして御勤務いただいているところでございます。

◆上野美恵子 委員  そうしたら、アシスタントについても何か、やはり学校からの報告とかはもらわないといけないですよね。今、そういう形になっていませんか。

◎田口清行 学校教育部長  学校の方から報告等を当然上げていただいて、その勤務されている時間に応じてお支払いしているという状況になっております。

◆上野美恵子 委員  それは教育内容というか、何かこう効果的なものが書いてあるわけでしょう、ただ単に何時間行きましたではなくて。

◎田口清行 学校教育部長  教育活動アシスタントにつきましては、教員が足りない部分でサポートしていただくということですので、活動内容というよりも、学校の方で御活用いただいて、その時間を報告していただくというふうな形になっております。

◆上野美恵子 委員  では、今回の人材確保推進事業の学生さんはどういうふうになりますか。時間数だけ報告、それとも何か、こういう形で活動されましたというふうな報告書というものが作られるんですか。

◎田口清行 学校教育部長  その点につきましては、今後検討を進めていかなければいけないと思っております。
 まず、御勤務いただいて報償費をお支払いするので、時間の報告は必須かと思っております。内容についてどこまでするのかということについては、今後検討させていただきたいというふうに思います。

◆上野美恵子 委員  確かに何らかの報酬が発生する場合は、時間的なものは当然把握しておかないとお支払いができないので当然だろうと思いますが、一つは、やはり今、教職員の人材確保をしていくということの、もうすごくやはり差し迫った課題と、それから必要性がある中で、今回もう一生懸命考えて、この新しい事業をモデルでやろうということで提案をしていただいているわけだと思うんですけれども、もう一つ現場にあるのは、すごく教育現場が忙しいということで、それはもう教職員だけではなくて、事務職、管理職含めて、何やかんや、すごくお忙しいような面があるわけですね。
 ですから、新しい事業をやるときに、何か新しい業務ができて、そこに作業というのが伴っていくと、何かその御負担というのがあったりするのではないかなと、私はちょっと心配したんですよね。せっかくよかれと思ってやるんですよといって立ち上げたにもかかわらず、いや、もう現場はこれがあったから、もうえらい報告書とかって大変だったんですというふうなお声が出れば、逆にちょっと大変かなというふうに思うので。
 今の学校現場の状況を考えるならば、いろいろな事業を考えて委員会として提案していく場合には、さっき私は現場の声を聞いたんですかと聞いたんですけれども、やはり現場の御負担にならないように、なるべくその効果の面が表面に出てくるような、そういう形で提案していただいて、そして今回、これはモデルということでなさるわけです。大体行政がやるときは、モデルやったら次は本格実施というのが、何かもうラインになっていますけれども、そこはそれこそ臨機応変に、やはり実際やってみて、効果とかよりは負担があったとか、効果的な面でもどうだったかとか、それはもう真摯に検討していただいて、やはり現場にとってプラスになっていくような改革とか、こういう人材確保をやっていかないと、もう何かすごい大変な現場を見て、行った学生さんが、それが意欲につながるのか、大変だなというふうにお感じになるのか、それはちょっと分かりませんけれども、できればやはりそれが意欲につながっていく、そんな事業として進んでいくことを私は願っていますが。
 でも、これについては新しいことですので、やはりこの1年間なさってみられて、そしてよくよく声を聞いて、本格実施を今後どうするかというのは考えられてもいいのかなと、自動的に本格実施ですよなんていうことをなさらなくてもいいのかなというふうに思います。それぐらい柔軟性のある提案というのも、これからは必要になってくるかと思います。
 何でも委員会でモデルやったら次は本格実施というふうに決まったようにしていく、そういうことはやはりない方が、何か現場としても楽にできるかと思いますので、ちょっとその点はぜひ頭に置いて、この事業をやっていただきたいと思っております。よろしくお願いします。

◎田口清行 学校教育部長  委員、ありがとうございます。今御指摘いただいた、学校の負担という部分もしっかり考えながら、報告等については検討していきたいと思います。
 また、新たな事業ですので、モデルとして実施して、その内容をしっかり、成果がどれぐらいなのか、また負担の面でも検討して1年間やっていきたいというふうに思っております。ありがとうございました。

◆上野美恵子 委員  それでは、続いて176ページに学級支援員の派遣経費というのがあります。この事業は予算の要求状況一覧表の中で、Bになっていたんですよね。
 それで、約4億円の予算要求されて、結果的に予算額としては3億円ちょっとということになっていますけれども、もともとどの程度の拡充を要求されて、結果的に何人ぐらいの予算になっているのか説明してください。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  学級支援員については、大体こちらの方としては180名程度の要求をいたしまして、結果的に168名ということで予算がついております。
 この中には、先ほども申し上げましたけれども、看護師あたりの拡充も含まれておりまして、そういった形で、要求どおりではありませんでしたけれども、今年度よりも拡充という形になっているところでございます。

◆上野美恵子 委員  要求を180人されたということでは、なるべくそうなったらよかったのかなと思ったんですけれども、これは支援員さんの資格状況は、今どうなっているんですか。教員の資格を持っている方なのかとか、看護師の資格があるかとか、そういう資格の中身。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  資格の状況につきましては大体、すみません、概数なんですけれども、65%ぐらいの方々が教員免許を持っていらっしゃいます。
 あと看護師につきましては、もちろん看護師免許を全て持っていらっしゃる方に、医療的ケアをしていただいているところでございます。

◆上野美恵子 委員  では、看護師さんと教職員免許を持った方と、合わせて7割ぐらい。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  看護師については、もう100%というふうなことになりますけれども。

田中敦朗 分科会長  168名の中の何人が教職員のもので、何人が看護師で、それ以外の資格を持っていらっしゃらない方は何人かというので、データを持っていない場合は、データを持っていないので後ほど報告しますで答弁をお願いいたします。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  申し訳ございません、168名につきましてはこれから、面接等はもう終わっていますけれども、選定してまいりますので、最終的なパーセンテージにつきましては、また後ほど委員の方にお持ちしたいと思います。

◆上野美恵子 委員  今年度でいいです、令和4年度。

田中敦朗 分科会長  令和4年度のデータは、後ほど答弁をお願いいたします。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  データにつきましては、後ほど正確なものは持ってまいりますけれども、大体今のところ65%というところで御回答させていただいております。

◆上野美恵子 委員  ありがとうございます。
 この事業について、もちろん人数、人がそこに派遣されているので、人材ということではすごくいいことなんだろうと思いますけれども、この事業が始まって何年ですか。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  この事業が始まりまして、申し訳ございません、もう私も現場にいたときから入っておりますので、恐らくこれにつきましては20年以上は、もうたっていると思います。

田中敦朗 分科会長  正確な数字を、後でちゃんと答弁していただければと思います。

◆上野美恵子 委員  長年続いてきている事業で、現場の方もそこそこ喜んでいらっしゃるとは思います。ですけれども、20年過ぎているというふうにおっしゃいましたので、一度、現場がどんなふうに受け止めていらっしゃるかについて聞いてみられたらどうかと思いますけれども、そんなことはされてこられたんですか。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  学級支援員についての学校からの要望であるとか、学校からの御意見であるとかは、毎年一応集めさせていただいております。
 この20年間でまとめたものというのはないんですけれども、毎年、学校のよかったというふうな点は集めさせていただいているところでございます。

◆上野美恵子 委員  今、よかったという声を集めさせていただいていると言われましたけれども、よかったことばかりだったんですか。

◎野田建男 教育審議員兼特別支援教育室長  初めに申し上げましたのは、もちろん課題とか御要望とか、そういったところも集めさせていただいているところでございます。

◆上野美恵子 委員  それでしたら、ここ一、二年の分だけでも、後ほど資料で頂けると、私も拝見してみますので。
 やはりせっかくだから、同じ事業でも課題点は改善して、いい事業になっていくような努力というのが大事だと思うんですよね。だから、さっき資格のことも聞きましたけれども、資格を持っている方だけがいいというふうには私も思っていません。資格を持っている方もいい方もいる、なくても頑張っていらっしゃる人もいると思います。だけれども、そんなことも含めていろいろな観点から、やはりこの事業がせっかく長く続いているので、もっともっとよりよい事業になっていくように、検証とかをしていかれたほうがいいのではないかなと思いましたので申し上げましたので、よろしくお願いいたします。
 続けて、179ページに、35人学級対応経費というのがあります。これによって6年生まで今度広がるということで、クラスがどの程度増えていくのか教えてください。

◎田口清行 学校教育部長  すみません、その点についてはちょっと確認させていただいて、御回答させていただければと思います。

◆上野美恵子 委員  では、後ほどお願いいたします。
 それから、6年生まで4月から拡充されていくということで、いよいよあと中学校2年生と3年生になりました。そこへの拡充の見通しについて、教育長にお尋ねします。

◎遠藤洋路 教育長  教育委員会としては、拡充できるように取り組んでいきたいというふうに思っております。

◆上野美恵子 委員  令和5年度が6年生なので、例えば令和7年度、中2、令和8年度、中3とか、割と引き続く拡充になっていくのか、その点についての思いとかありますか。

◎遠藤洋路 教育長  すみません、まだそこは具体的には決まっておりません。

◆上野美恵子 委員  決まってはいないと思いますけれども、やはりここまで頑張ってきて、中3なんていうと進学時期を迎えたり、中学校はかなり、やはり思春期で、現場に行くといろいろな、先生方も課題をたくさん抱えておられて、こどもの対応に結構追われておられる面があるんですよ。私も学校のことを振り返ると、やはり小学校以上に対応が難しかったのが、我が家でも中学生だったんですよね。
 だからそういうことを考えると、家庭だけが中学校は大変で、現場は、学校は大丈夫ということは多分私はないだろう、多分中学校というのはいろいろな課題が、小学校以上にあるだろうと思います。それだけに、より丁寧な対応が求められていると思うし、自治体によっては、小学校よりもまず中学校をされたような自治体もあるぐらい、やはり中学校の時期というのはすごく心も体も成長して大切な時期なので、決まってはいないということではありましょうけれども、スムーズに拡充の方向に進んでいただけるように、これについては強く要望しておきますので、よろしくお願いいたします。
 それから、続けていいですか。

田中敦朗 分科会長  どうぞ。

◆上野美恵子 委員  次に、先ほどクラスが6年生まで増えることによって、何クラス増えるかはちょっと分からないということではありましたが、今、丁寧な指導ができる35人学級が広がっていることは、とても歓迎をしています。よかったと思っています。
 一方で、でも心配な点というのが、今の教職員の不足に対しては、やはり相当頑張っていかないと難しい面も、片方であるのではないかなというふうに思っています。
 今年度もちらちらと、担任の先生が欠員になってしまって、教務主任とか、教頭先生とか、専科の先生とかが担任について、もうそれでもいっぱいいっぱいで、それでも足りなくてというふうな状況が、この1年間あったかのように聞いております。
 それで、今の教員の不足、現状と、それからこれは短期の、今目の前にある不足を頑張って確保する課題と、それから長期的に教職員をきちんと確保していくという、2つの課題があると思うんですよ。この2つの面から、今、委員会としてどのようにお考えなのか教えてください。

◎田口清行 学校教育部長  現在の教員の不足数につきましては、ちょっと正確なところはないんですけれども、まだかなりの学校で不足している状況です。
 委員が今お話しのとおりに、担任がいないということは避けなければいけませんので、専科の先生ですとか、あるいは教務の先生ですとかが担任に入ってこどもたちを見ていただいているというふうな状況が続いているのは、現状としても継続している状況で、大変学校の方には御負担をかけているというふうに感じております。
 先ほどの話題にもなりましたけれども、長期的な部分としては、大学生を学校で雇用して、体験をしてもらうということで、志望者を増やすということをやっていきたいというふうに思っております。
 また、昨年行いました本年度の採用試験につきましては、大阪でも会場を設けまして採用試験を実施して、試験を多くの方に受けていただいたというふうなこともございます。
 また、今後につきましても、採用を希望する方を増やすということもやっていかなければいけないというふうに思っておりますし、また掘り起こし、今免許をお持ちですけれども実際に教職に就いておられない方々を、どういうふうに掘り起こしていくかということも、そこはもう短期的な部分になろうかと思いますが、そこについては、今、検討を進めているところで、広報しながら募るということもちろんだと思うんですけれども、実際にどうしていいかという不安をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、その不安を解消するような手だてということを今考えながら、来年度実施できればということで計画を検討しているところでございます。
 以上でございます。

◆上野美恵子 委員  今、田口部長の方から答弁がありました、大阪とかでも試験をやって、頑張って採用を増やしていく方向にやっているということで、その効果というのはどの程度あるのかというのが1点と、最後に短期的な部分でということでお述べになりました掘り起こしの課題、これについての具体的な中身とか、あとは掘り起こすときに、退職時期を迎えた方々に、よければ引き続き再任用でお仕事していただけるような、そういうことも大事であろうかと思うんですけれども、その点について、もう少し詳しくお聞かせいただけませんでしょうか。

◎田口清行 学校教育部長  まず、大阪会場につきましては、70名程度の受験生がおりました。その中で、実際合格して勤務いただくというのは少なくなっていくんですけれども、まずは受験を、熊本市を目指していただくという方がそれだけ多くいたということ、また、できれば来年度以降も継続して行っていきたいというふうに考えているところで、それが広がっていくと、また受験生も増えるのではないかというふうに感じているところでございます。
 先ほど、短期的な部分で掘り起こしということ、お話をしましたけれども、ちょっとまだ具体的なところについては、今、検討しているところですので、ちょっと明確なお答えが少しできないところでございます。また、はっきり打ち出せるときには、御説明等もしたいというふうに思います。
 再任用につきましては、まずは再任用になられる方々の意識調査、どのようにされるかということを確認させていただきながら、その意向に沿う形で再任用になっていただくというふうなことで考えているところでございます。
 やはり中には、様々な理由でもう離れられるという方もいらっしゃいますので、そこにつきましては様々な形で、正規のフルでというだけではなくて、短時間というふうなことも考え合わせながら御勤務いただくというふうなことも御相談しながら、できるだけ残っていただくという方向を探りながら、勤務を続けていただきたいということで、継続して取り組んでいるところでございます。

◆上野美恵子 委員  ありがとうございます。
 掘り起こしと再任用について、これから少しいろいろ検討していくというふうにおっしゃったんですけれども、例えばフルタイムで働くということを基本にしつつも、例えば短時間とか、何か授業のこまとかも受け持つとかいうことも含めて、そういうバリエーションのある働き方も含めた検討をされるんでしょうか。

◎田口清行 学校教育部長  そこにつきましては、基本的にはフルで働いていただくというのが基本となっております。ただ、状況によりまして、学校現場にも現在様々に、非常勤の方もいらっしゃいますので、そういう方々の部分で御勤務いただくということも考えられると思いますし、今後どのような形で取り組んでいけるかということは、しっかり検討していきたいというふうに思っております。

◆上野美恵子 委員  担任とかになれば、当然フルで働いていただかないと無理だと思うので、やはり部長がおっしゃったように、フルは基本にしつつ、頑張って確保していくということは基本なのかなとは思いますけれども、いろいろな形で働く人を現場にたくさん増やしていくという取組の一環として、バリエーションのあるやり方についても一方で検討を進めていって、やっていたら、担任足りないなら、では私たちもフルで少し協力しようかとかいうふうな気分になる方もおられるかもしれないので、最初からフル、非正規というふうに、最初はそうであっても、そこのところの行き来は柔軟にできるような仕組みをつくるとかいろいろな形で、それこそ臨機応変な対応の中で人材確保を。
 とにかく直面していると思うんですよね、今年の現状を見るなら。実際目の前に足りない現実がぶら下がっていて、もうそれを一刻も早く解決しなければならないという中で、多分、今年1年間、教育委員会の皆さんも大変苦労してなさってこられたと思うので、やはりこれを頑張って解決していくために、引き続きいろいろな発想の転換とか努力というのが必要なのかなと思うし、大阪での試験の実施、70名受験をなさったということ、私は、全国、今教員足りないから、それで全国で、いわゆる教員とか志望者を取り合いになってしまう、それが果たしていいか悪いかというのは、ちょっとなかなか難しい問題、その人たちがこっちに来れば、そっちの関西方面が人が足りているのかなとか心配になったりしますので、こっちはよくてもあっちが困るとかなったら、またそれも困るのかなというふうには思いますけれども。
 でも、例えば経済とかの分野で今取り組んでいるIターンとかUターンとかというふうな発想の、今ほら、地方に帰ってくるというか、そういうことをやはり若い方が、大都会ではなくても、こういう地方都市の中で子育てしながら働いていくという選択をされる方も今、何かちらほらと増えてきているようなお話もあるので、その中に教育もしっかり入って、教育現場で働くなら熊本市という、何かそういう、皆さんに喜んで来ていただけるのもちょっといいかなと思うし、そのときは大都会でも人材がきちんと確保されて、あまり競合して奪い合いのようにして取り合ったというふうにはならないように、全体的に教員が増えていくようなことが、国としてもしていかれたらいいなというふうに思っておりますので、頑張っていただきたいと思います。
 それから、これはほかの方も質問で聞いておられましたが、190ページに、部活動指導員配置事業というのがあって、今回3名がプラスになるという、たしか予算だったかなと思うんですよ。ところが、これは予算要求状況一覧表を見ましたら、B査定になっていたんですよ。だから、もともと予算上は何名を要求して3名の増員になったのか、教えていただいていいでしょうか。

◎福田衣都子 指導課長  部活動指導員につきましては、予算要求のときには17人を要求しております。最終的に3人の増員をしていただいたところでございます。

◆上野美恵子 委員  それはお金がないから3名しか予算がつけてもらえなかったのか、それとも人の確保が難しいから3名になったのか、それともそのほかの何かの理由で少ない予算になったのか、その理由というのを教えてもらっていいですか。

◎福田衣都子 指導課長  理由につきましては、いろいろ考えられるかと思いますが、まずその成果として、今現在、今年5名を配置していただいておりますが、今後も拡充に向けていくときに、確かな成果をしっかり出していく必要があるかなというところは考えております。
 今回も新たに3名増員していただきましたので、その成果を見ながら、さらに要求していきたいと考えているところでございます。

◆上野美恵子 委員  これについて、現場の方からはどの程度の拡充の要望というのがあるんですか。もっとじゃんじゃん増やしてほしいとみんな思っているのか。

◎福田衣都子 指導課長  学校としてはいろいろなニーズがございます。特に専門の教員がいないとか、そういう学校においては、ぜひというような御希望もございますので、各学校の御意見を聞きながら、17人を今年度要求したところでございます。

◆上野美恵子 委員  そうですね、それだったら、やはりぜひA査定にしてほしかったですよね。やはりお金でしょう、それ。お金がなかったんでしょう。教育長、いかがでしょうか。

◎遠藤洋路 教育長  部活動について一つ言えるのは、今ちょうどその部活動の今後の方向性を検討している最中でして、国からも地域移行という方向も示されています。
 熊本市はその中で、今後部活動を残していくのか、地域に移行していくのかという、そこの基本的な方針の議論をしていますので、そこが決まってから本格的にその方向で動いていくということなので、今年度に関して言えば、まだそこが決まっていないので、なかなか思い切ってその配置ができなかったという、そういった理由もあるのかなというふうに思います。

◆上野美恵子 委員  先ほど指導課の方からお答えがあったように、実際、でも、来ていただいたらいいんだけれどもという声が現場にあるということは、多分現場の方では差し迫っている部分もあるかなというふうに思うので、今決まっていないという方向について、いつ頃までに見通しが立っていくものなんでしょうか。

◎松永直樹 学校改革推進課長  今年度、部活動改革検討委員会の方を立ち上げまして、議論を進めております。今年度3回、既に行っておりまして、今月末に4回目というようなことで進めております。
 目標といたしましては、来年度の夏頃までに中間報告というような形で取りまとめまして、必要な予算要求については中間報告を反映させたものにしたいというふうに考えます。その後、最終的な答申は年度末を考えております。
 以上です。

◆上野美恵子 委員  分かりました。現場の方々とすれば、早く何か見通しがあった方がいいねというお気持ちもあるかもしれないし、一方では、かといって、やはり現場の意向を踏まえないような中身の検討になってしまってもいけないので、そこのところに注意をしながら十分な審議をしていただいて、中間報告を練っていただいて、令和6年度の予算の方に何か反映されるというふうにおっしゃっていますので、来年は少し何か先の見える予算になっていけばいいかなと思います。
 それから、同じ190ページに、学校プール再編検討経費ということであるんですが、現在ありますモデル事業の現状と今後の見通しについて教えてください。

◎福田衣都子 指導課長  プールの再編事業に関しましては、今年度、田底小学校と飽田南小学校、2校をモデル校として実践を積み、検証したところでございます。
 それから、来年度につきましては城北小学校、吉松小学校をさらに検討して、準備を進めているところです。
 なお、芳野小学校におきましては、芳野中学校とプールを共用しまして、そこにインストラクターを派遣してサポートする体制をつくっていこうというところで、準備をしております。
 以上です。

◆上野美恵子 委員  このモデル事業は、ではもう本格実施を前提のモデル事業ということですか。

◎福田衣都子 指導課長  本年度、田底小学校、飽田南小学校の実践を基に検証しまして、全て地域、それから保護者、先生方、それからもちろんこどもたちにとっても非常に好評であったということから、正式に進めていきたいと考えております。

◆上野美恵子 委員  今年度やって、そしてそのまとめというのを一応私、前回かその前かの委員会のときに、少しデータ的なものを頂いていたのですが、何かもう少し掘り下げて検討してもいいかなという気持ちで拝見したんですよね。
 教育の授業としての学校プールは、やはりスイミングとは違うから、単にプールがあって、そこに送っていけばインストラクターさんもいて、先生も非常に楽にやっていけるしこどもたちも喜んでいるというふうな、何かそんなことだったような気がするんですが、でも果たしてそれだけで教育の果たすべき役割ができていくのかなということには、ちょっと私はデータだけ見たときは、まだ確信が持てなかったんですよ。だから、そういう点をやはり委員会としては、ぜひ深めて検討していただきたいなというふうに思っています。
 実際プールが老朽化して、もう使えなくなったとかなんかもこれからできていく中で、建てるよりはそこに行った方が手っ取り早いというふうな発想もちょっとあるのかなと思うんですけれども、学校プールが地域で果たしてきた役割、災害のときの対応であったりとか、やはりスイミングで習う水泳と、それから教育的な視点に立った水泳というのは、必ずしも同じではないというふうに思うんですよね。だから、教育現場の教育的な水泳というもの、それはやはり中身を深めないとちょっと分からないと思うので、そこは慎重にやってほしいなと思います。
 だから、現場というか学校の先生たちとか、やはり教育の識者の皆さんの御意見も聞いてみるとか、いろいろな形でもう少し幅広い議論とか検証があった方がいいかと思いますので、この点は要望しておきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  要望ですので、答弁は要りますか。

◆上野美恵子 委員  要りません。
 それでは、就学援助のことについて聞いておきたいと思います。
 今コロナの中で物価が上がって、非常に生活に困窮する世帯も増えているということで、一般論としてもやはり暮らしぶりが大変になってきているという中にあって、私はたまたま9月の議会のときに、資料としては令和3年までのデータについて頂いておりました。それを見たら結構、そんなには認定率が増えていないんですよね。
 暮らしが大変、貧困家庭が増えているというふうに、こどもの貧困がすごくアップをして大変だというふうに言われている割には、この就学援助の認定率というのは必ずしも上がっていないという現状があって、多分そのとき私、言わなかったかもしれないけれども、これもうちょっと、だから何か、令和3年だから、物価が上がったのは4月春からでしたね。だから、令和4年のデータが少し分かってくると、もっと違うかもですけれども、見通しであってもいいんですけれども、去年と今年の援助率の見通しを含めたその差というのはどれぐらいになるか分かりますか。

◎上村奈津子 指導課副課長  就学援助の認定率についてなんですけれども、令和4年度の認定者数は、これは1月末現在のデータでございますが8,741人、認定率14.6%となっております。昨年度同時期と比較いたしますと、昨年度は8,615人、認定率が14.3%でございました。昨年度と比較しますと0.3ポイントの増加となっております。

◆上野美恵子 委員  そうですよね、多分そんな数字になるのかなと思っていました。
 増減はそんなにばんと上がっているわけではないとは思いますけれども、5年ぐらい前は15%を上回っていた時期もあって、それから14.9とか14.8、14.9というふうに、ちょびちょび減ってきていたんですよね。で、昨年度が年度末で14.6、そして今、1月時点で、昨年と比べても若干増えているというふうなデータで、少しそういう社会情勢の反映があるかなというふうに思っておりますが、これについて、少しでもこどもたちの負担を軽くしていくという視点に立って、私たちはよく困窮世帯への支援をしてほしいとか、事業者が大変だからもっと支援するべきではないかとずっと言ってきたんですけれども、やはりこのこどもの分野でも、これを機に少しこの制度について、教育費の負担は減らしていこうというふうな議論をやってもいいのではないかなというふうに思うんですけれども、そういうお話は今、委員会の中であっていますでしょうか。

田中敦朗 分科会長  どなたが答弁しますか。
 教育委員会の中で、この件に関して拡充をしようというようなお話があるかどうか。ないならない、あるならあるで御答弁ください。検討中なら検討中でお願いします。


◎上村奈津子 指導課副課長  こどもの負担、経済的な負担を軽減するという意味のものに関連するかと思いますが、今年度は物価高騰対策教育費臨時特別給付金を行っております。
 新型コロナの影響が長期化する中で、物価高騰に直面する学齢期の児童生徒がいる就学困難世帯に対して、給付金を支給することで家計における教育費を支援して、経済的な負担の軽減を図っております。
 小学生1人5,500円、中学生1人6,500円を就学援助の認定世帯に対して支給を行っております。

田中敦朗 分科会長  結局、就学援助を拡充、今の制度以外で拡充を検討しているか、検討していないのか。

◎松島孝司 教育次長  今、副課長からもありましたとおり、個別にはいろいろと検討させていただいているところでございます。
 ただ、本市のこの就学援助の基準というのは、基本的には生活保護基準の1.313倍という設定をさせていただいておりますが、政令市の中でも、これは比較的高いほうだというふうに認識はしているところでございます。
 これを上回る係数としているところは3都市程度というふうに確認の上ではなっていますので、そういう意味では、これの基準をキープしながらも、あと個別の部分、例えばクラブ活動とか卒業アルバムとか、これまでもそういう個別の上乗せを確認してまいりましたので、今後もそのような形で、この水準はキープしていきたいというふうには考えているところです。

◆上野美恵子 委員  生活保護の1.313倍というそれについては、ちょっと話は置いて、この基準をキープしていきたい、部活とかを今個別にとおっしゃったけれども、それ、しているのかな。

◎上村奈津子 指導課副課長  国の要保護児童生徒援助費補助金の国庫補助の対象項目としては、生徒会費、PTA会費、クラブ活動費、卒業アルバム代などがございますが、本市では、就学援助の項目とはしておりません。

田中敦朗 分科会長  それで検討しているということですね。

◆上野美恵子 委員  していると言ったの。

田中敦朗 分科会長  検討していかなくてはならないというようなことを言った。

◎松島孝司 教育次長  すみません、分かりにくくて。検討させていただいているというところです。

◆上野美恵子 委員  今しているということ。

◎松島孝司 教育次長  現在、これまでもずっと検討し続けております。

◆上野美恵子 委員  だったら、あんまり変わらないよね。全然。検討しているかもしれないけれども、変わっていないですもの。
 私はもうこれ、悪いけれども、この4年間ずっと言ってきたんですよ。国が認めている項目について、ぜひ追加してほしいと。今ほら、政令市でどうなっているかという調査をお願いしたときに頂いた資料では、何もしていないところが13ぐらい、熊本市も入れて10ちょっとだったですものね。そしてあと7つぐらいが、何かのことをその項目についてやっていたので、やっていないところが圧倒的という状況では今、なくなっているわけですよ。だから、今次長がおっしゃったみたいに、やはり検討に値する状況になってきているという事実は私もあると思います。
 でも、4年間ずっと言い続けてきて、検討、検討、検討、検討で結局はできていないわけですよね。私が言っているのは、この春からの物価の高騰、やはりこの大変さというのを、いかにこどもたちが置かれた状況に置き換えて、どんなに子育ての世帯が大変かということを、まずは委員会として考えるべきではないかと私は思っているんですよ。
 だけれども、いいですか。そこでさっきの生活保護の1.313倍というところに戻るんですよ。それは収入基準で判定するわけですよね、収入基準で。だけれども、今は収入は同じでも経費が上がっているわけですよ。だから生活がきついわけですよ。だから、収入を基準で判定していくならば、1.313であっても、実際は1.313でいながら使えるお金ががんと減っているわけだから、だからみんなきついんですよ。私はそこの、やはり使えるお金が減っている世帯の苦しさというのをきちんとリアルに見て、そこに対して何らかの手当てをするべきではないでしょうかというのを今は言っているわけですよ。
 これまではずっと言ってきました。だけれども、今回は今の、もう毎月毎月物価が上がっていく、主に上がっているのは生活必需品ばかりですよ、電気代、そういう光熱費、そして食料品という生活に欠くことができないものが、毎月毎月上がっていっているから、それに対して、要するに年収が300万円の世帯がずっと300万円、お給料一緒だったとしますよ、だけれども、こんなふうに物価がじゃんじゃん上がっていったら、可処分所得が減るではないですか。だから、みんなきついんですよ。
 その中から、やはりほら、やれ学校にかかるお金を払ったりとか何とかを払ったりとかするというのが困難になってきているから、今言った、生活保護基準が他都市よりも上回っているからそれでいいではないかというふうな、その発想は、今はちょっと横に置いてほしいと思うんです。現実問題として、皆がきついということを認識するべきときに来ているというふうに私は思いますよ。いかがでしょう、間違っていますか。

◎松島孝司 教育次長  御指摘ありがとうございます。
 先生おっしゃるとおり、そのような状況はその時々で変わってまいりますので、そこは私どもも柔軟に対応させていただいているつもりではございます。
 ただ、先ほど申し上げたのは、決して高い水準だからこれでよしということではなく、しっかり検討は進めさせていただきます。

◆上野美恵子 委員  でも、この4年間ずっと検討だったんですよね。だから、漫然と検討してきたけれども、今は状況が変わっていると私は言っているわけです。
 令和4年度のこの年度は、特別に支出がみんな増えてきつくなっているから、今まではこんなに急激な物価高騰はなかったのだったと思うんですけれども、この特別な事情というのを委員会も考えないといけない。この1年間に何か検討、同じ言葉で検討と言われると、そして結局は、必要はあると言いつつもできていないということをまた繰り返して言っていただくと、何かほら、同じよねというふうに思ってしまうわけですよね。
 だから、本当に私がそう感じているように皆さんもお感じなのであれば、そんな、何というか、就学援助の世帯になっているところはいいですよ、結局はボーダーのところですよ。ボーダー世帯の人たちが苦しいわけですよ。一旦就学援助になってしまうと、いろいろな形で、多額ではないけれども就学に必要な費用が何かと出ますので。で、今度割増しもあったというふうに副課長の方から今答弁があったみたいに、そんなこともあっているんだけれども、そこのボーダーの人が苦しくなっているわけだから。
 もうそれは、一番いいのは制度そのものをもっとよくすることですよ。でも、それはもうずっと検討してきて、できないというのであれば、それはこの物価高騰の収まるまで、時限措置でもいいからやるくらいの、こどもを守るという腹づもりがないと、本当にこどもに寄り添った対応はできないと思いますよ。そんな決意はないんですか。

◎松島孝司 教育次長  御意見ありがとうございます。
 当然、貧困のこどもたちを救うというのは、私どもも常に持ち続けております。今後もしっかりその辺は、財源をどのような形で確保していくかというところも含めて、しっかりと検討させていただきます。すみません、よろしくお願いします。

◆上野美恵子 委員  検討してください。だけれども、早くしないと駄目です。もう逼迫してから1年近くになっています。4月頃から上がってきているんですから、もう既に1年近くなっていますから、みんな、もう大変なときです。1年ふうふう言いながらやってきて、今から検討していたら、もうあと1年たったとか、そんなぬるいスピードで行ったら、現実に追いつかないです。どこかで泣いているこどもがいるということを、やはり考えないといけないと思います。
 私たちのやっているアンケートには、いろいろな声が今届いているんですけれども、やはり行政の職員さんたちにはそういう、物価が上がったら大変という、そんな庶民の苦労が分からないという声もあったんですよ、辛辣な意見が。そういうのをやはり受け止められないと、本当にいけないと思いますよ。
 教育長、しっかりこれやってください、いかがでしょうか。

◎遠藤洋路 教育長  子育て世帯の負担軽減というのは、これは市長のマニフェストの項目でもありますし、本会議でも市長からも答弁がありました。例示されているのは給食費ですけれども、この就学援助、それからそれ以外のものも含めて、具体的な負担軽減を今検討しているところですので、御指摘も踏まえて、できるだけ速やかに制度化していきたいと思っております。

◆上野美恵子 委員  よろしくお願いいたします。

田中敦朗 分科会長  ほかにありませんか。
        (「なし」と呼ぶ者あり)

田中敦朗 分科会長  ほかになければ、以上で教育委員会に関する議案の審査を終了いたします。
 これをもちまして、教育市民分科会を閉会いたします。

                            午前11時54分 閉会



出席説明員
 〔教育委員会〕
   教育長      遠 藤 洋 路    教育次長     松 島 孝 司
   教育総務部長   中 村 順 浩    教育政策課長   中 川 浩 二
   教育政策課教育審議員          学校改革推進課長 松 永 直 樹
            橋 爪 富二雄
   首席審議員兼学校施設課長        青少年教育課長  上 村 和 也
            内 村   智
   図書館長     大 谷 修一郎    熊本博物館長   竹 原 浩 朗
   学校教育部長   田 口 清 行    指導課長     福 田 衣都子
   指導課副課長   上 村 奈津子    教職員課教育審議員才 所 征 司
   総合支援課長   須佐美   徹    教育審議員兼特別支援教育室長
                                野 田 建 男
   健康教育課長   上 村 清 敬    人権教育指導室長 松 尾 幸 治
   教育センター所長 小 田 浩 之    教育センター副所長澤 田 伸 一
   必由館高等学校長 城 野   実    千原台高等学校長 南   弘 一
   総合ビジネス専門学校長
            古 家 幸 生



〔議案の審査結果〕
 議第 1号 「令和5年度熊本市一般会計予算」中、教育市民分科会関係分
         ……………………………………………………………(審 査 済)
 議第 11号 「令和5年度熊本市奨学金貸付事業会計予算」…………(審 査 済)
 議第 18号 「令和4年度熊本市一般会計補正予算」中、教育市民分科会関係分
         ……………………………………………………………(審 査 済)
 議第 25号 「令和4年度熊本市奨学金貸付事業会計補正予算」……(審 査 済)
 議第 33号 「熊本市附属機関設置条例の一部改正について」中、教育市民分科会関係分
         ……………………………………………………………(審 査 済)
 議第 41号 「熊本市記念館条例の一部改正について」………………(審 査 済)
 議第 44号 「熊本市立幼稚園条例の一部改正について」……………(審 査 済)
 議第 90号 「財産の譲与について」……………………………………(審 査 済)
 議第 92号 「特定の事務を取り扱う郵便局の指定について」………(審 査 済)
 
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