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熊本市議会議員 たなか あつお

熊本市議会議員 たなか あつお

2019年09月30日 活性化検討会

令和元年9月30日議会活性化検討会

議会活性化検討会会議録

開催年月日   令和元年9月30日(月)
開催場所    特別委員会室
出席委員    10名
坂 田 誠 二 会長     福 永 洋 一 副会長
平 江   透 委員     高 瀬 千鶴子 委員
高 本 一 臣 委員     西 岡 誠 也 委員
藤 永   弘 委員     原 口 亮 志 委員
田 中 敦 朗 委員     津 田 征士郎 委員

議題・協議事項
(1)議会活性化のための諸改革に関する調査

午前11時05分 開会
○坂田誠二 会長  ただいまより、議会活性化検討会を開会いたします。
さて、本日の協議項目でございますが、お手元の資料1のとおり、1点目は、前回の当検討会より継続協議となっております貸与タブレット端末の活用について、2点目は、議会活性化に関する今期の検討項目についてでございます。
それでは、早速、事務局より資料の説明をお願いしたいと思います。

◎本田昌浩 総務課長  事務局でございます。
貸与タブレットの活用につきまして、説明させていただきます。
まず、タブレット端末の導入効果と目的ということで、前回、整理をしてみてはということでお話をいただきましたので、こちらのほうに1枚目ですけれども、ペーパーレス化、2、情報の共有化、3、議員活動業務の効率化ということで3つに整理をさせていただいておりますので、確認のほうをお願いいたします。
続きまして、要望項目と解決策ということで、こちらのA3の用紙でございます、こちらのほうを説明させていただきます。
前回要望がありました内容につきまして、一覧にさせていただいております。
まず、メールでの連絡でございますけれども、こちらのほう、既存の個人のメールアドレスなどでもできないでしょうかというようなお話がございましたので、こちらのほうは決めていただければ、事務局のほうから貸与タブレットだけでなく、個人の決められたメールアドレスのほうに送ることは可能かと思っておりますので、そちらのほうは協議をしていただきたいというふうに思っております。
2つ目の資料のお知らせメール、サイドブックス内の資料へのリンクを張ってほしいということで要望が上がっておりました。これにつきましては、現在はリンクのほうを張らせていただきまして、ツークリックする必要はございますけれども、可能ということで対応が既に進んでいるところでございます。
3つ目でございます。印刷です。サイドブックス内のデータやサイドブックス以外のデータを現在は印刷ができない状況でございます。議会独自でタブレットを導入した場合はどうかということで、一応可能というふうに書かせていただいております。可能とは書かせていただいておりますけれども、サイドブックスの印刷とサイドブックス以外のデータというのは、ちょっと内容的には違ってきておりますので、iPadで申し上げれば、サイドブックス内のデータというのは専用印刷機というのが必要になってまいります。それと、サイドブックス以外のデータにつきましては、ケーブルを開放すればいろんなものが印刷できるという内容でございます。
続きまして、アプリの追加でございます。現在は原則不可としております。これにつきましても、議会で独自にタブレットを導入した場合というのは可能とはなります。ただし、アプリの中には当然利用料等もある場合がございますので、このあたりは議会のほうでいろんなものを入れるのか、入れないのかという検討は必要かというふうに思っております。
続きまして、サイドブックス内資料への書き込みでございます。これは現在、書き込みはできる状況ではございますけれども、サイドブックス内の資料を差しかえた場合は、保存ができなくなっておりますので、書き込み自体はできますけれども、差しかえた場合は消えてしまうという状況でございます。これは議会独自でタブレットを導入したとしても同じ状況でございます。
続きまして、ほかのパソコンへの資料の添付ということでございます。これにつきましては、サイドブックス内の資料というのは送信は不可ということで、議会独自でタブレットを入れましてもこれは送信はできない。そもそもはサイドブックス自体がペーパーレス化ということで、そういったものには対応していないということで、これはできないということになります。また、写真につきましては、現在送信可ということで、現在も独自で入れた場合でも送信は可能ですので、ほかのパソコンに移すことはできるという状況でございます。
続きまして、2画面同時展開でございます。これは今現在のタブレットにつきましても、実は可能ではございますけれども、ちょっと操作になれが必要でございますので、これにつきましては、今は可能ですけれどもなれが必要という状況でございます。
それと、議会独自でタブレットを導入する場合ということで、新しい機種になりますとかなりこれは簡単にできるようになりますので、こちらのほうは可能というふうに書かせていただいております。また、スケジュールの共有につきましては、現在のアプリで既存のものについては対応できないかを確認中でございます。独自で入れた場合というのは、もう可能という形になります。
あと、メールアドレスの変更でございますけれども、現状は不可でございます。議会独自でタブレットを導入する場合は可能ということになります。パスワードの変更につきましては、現状は現在検討されているところでございます。議会独自でタブレットを導入する場合というのは、可能ということになります。あと、Wi-Fiなんですけれども、現在は使用は不可ということになっておりますけれども、議会独自でタブレットを導入する場合というのは可能ということになります。
こちらのほうの資料で見ていただきますと、議会独自でタブレットを導入した場合というのは、ほとんど可能という形にはなっておりますけれども、議会で管理権限を持てばさまざまなことを開放して便利になりますけれども、それに伴うリスクも当然発生することとなります。
一般的なリスクとしては、ウイルスの感染であったりとか、情報の抜き取りがあったりとか、盗聴であったりとか、いろんなリスクもあるということになります。また、道義的なリスクとしましても、公用のタブレットでありながら開放を進めると、私的な利用につながるおそれはありますので、管理権限を持っていてもどこまでタブレットの使用を開放するかというのは、また慎重に検討する必要があるのかなというふうに思っております。
続きまして、2回におけるタブレット端末の経費について出させていただいております。現在と同じiPadを導入するとした場合の金額なんですけれども、これはあくまでも設計ベースで出させていただいておりますので、当然入札に付せばこれよりも安くなるということになりますけれども、現在のところ設計ベースしかわかりませんので、こちらのほうで出させていただいております。大体初年度が1台当たり、右下になりますけれども、月に1万532円と2年目は月9,906円となります。合計でいいますと60台で初年度は758万2,960円、2年目は713万1,960円ということになります。
こちらの下のほうに書いておりますけれども、一応、大手のキャリアの方と協議をさせていただいた中で、現在は350台を入札で入れているということになります。これを60台に減らして入札をするとなりますと、当然スケールメリットは減少しますので、単価は上がりますよというお話はいただいております。また、電気通信事業法の改正により、いろいろプランとかもキャリアのほうで変えられている状況だと思いますけれども、通信料自体は安くなるというふうに予想しております。ただ、端末の割引というのが余り期待できなくなりますので、今後はそのあたりの端末分というのは、かなり乗っかってくるんじゃないかなというふうに思っているところでございます。
参考までに、現在この使っておりますタブレットにつきましては、月額約3,036円で、60台合計としまして218万6,000円でございますので、大分価格差はあるかと思います。
最後になりますけれども、各会派における今後の検討事項ということで、出された意見につきましてA3の紙のほうに一覧で出させていただいておりますので、こちらのほうは御確認をお願いしたいというふうに思っております。

○坂田誠二 会長  事務局からの説明は終わりました。
まず、貸与タブレットについて、議員アンケート等における要望事項について、現行において改善できる点や取り扱い方法の案などについて説明がございました。
それでは、次年度以降の取り扱いを含め、貸与タブレット等の活用について御意見等をお願いしたいと思います。

◆平江透 委員  ペーパーレス化というのは大変進んでいると思いますけれども、私は操作が鈍いのかどうか知りませんけれども、委員会等でいろいろな説明、報告が次々となされていまして、このタブレットで追いかけていくのが大変困難でした。ですから、会議のときだけは、お金が要るかもしれないけれども、やはりペーパーがあったほうが私は助かるというのを思いました。可能か不可能かどうかわかりませんけれども、私の個人的な意見でございます。これは会議における資料は、私はもう絶対必要経費だと個人的に思っておりますので述べました。

○坂田誠二 会長  その辺はやはりそうだと思うんですね。私のほうも特になれていないものは、タブレットで何もかも見なきゃならんというとやはり大変だから。

◆原口亮志 委員  実は、私も平江委員と同じように非常に困難だったんですけれども、ちょっと執行部のほうで知恵を出していただいて、右下に次の画面を出していただくと。それで、クリックすればもう次の資料に飛んでいくと。あれが一つの資料を追っかけていくうちはページ数も一つの画面で出ますから。ただ、違った資料ですね、これに飛んでいくときが、一回もとに戻ってその題目のところに飛ばないかんということで、そのときにおくれてしまうんですね。ですから、その作業をきちんと執行部のほうで適切に、大変でしょうけれども、流れの中で資料をきちんきちんと飛ばしていただくと、これ本当に助かるなと思いますけれども。それはもうできているでしょう、実際。

○坂田誠二 会長  どうですか。

◎本田昌浩 総務課長  前回の委員会等で会議のシステムを使いまして、なるべくそっちの説明の資料に飛べるように今現在やっているところですけれども、ちょっと飛んでから時間がかかったりというところがございますので、そのあたりはまだちょっと調整を情報政策課ともさせていただいているところでございます。

◆藤永弘 委員  現在でも書き込み可とか書いてあるんですけれども、うちが要望したのはペンで自由に書くことなんですね。ぱっとメモとらんと、何かここでぽんと線を引っ張ろうとしてからしたんじゃもう間に合わない、ぐじゃぐじゃになるから。ペンで書き込みは可能なんですか。

◎本田昌浩 総務課長  書き込みは確かに可能なんですけれども、おっしゃるとおり利便性が高いかと言われると、今のは非常にやりにくいので、新しい機種等になれば、おっしゃられるようなもっと書き込みやすいやつになるかというふうに思っておりますけれども、現在のは、書き込めるんですけれども、非常に使いづらい。

◆藤永弘 委員  議会でそれは、ペンでぱっと書き込みは可能ということで理解していいですか。

◎本田昌浩 総務課長  新しい機種につきましては、そのあたりの改善がなされておりますので、大丈夫です。

◆藤永弘 委員  そのときにちょっと問題になるのは、ペーパーだったら折ったりして、ここちょっとあるよねって、後から聞こうとぱっと書いてぽんと印をつけたり折ったりしてから、ぱっとめくられるんですけれども、その書き込んだところが今度はどこだったかいと探すときに、どうやって探すのかと思うわけなんですよね。

◎本田昌浩 総務課長  しおりの機能があるんですけれども、そのあたり、ちょっとすみません、どういうふうにしたら一番わかりやすいのかは勉強させてください。

◆藤永弘 委員  ばんばん説明されると、ペーパーだったらぱぱっと書いてから、後から折ったり何かぱっと張ったりで簡単なんですけれども、ぱっと書いたとしても、そこに戻るというのはなかなか難しいと思うんです。

○坂田誠二 会長  藤永委員、ちょっと待ってください。その前にさっきの続きがあるから。

◆原口亮志 委員  それでは、先ほど平江委員がおっしゃったように、いきなりペーパーレス化ということで会議の式次第書もなくしていくのか、それとも先ほど私の提案の中で右下のところに、執行部は大変でしょうけれども、もうぽんぽんと次の項目をクリックするとすぐ開くようにしていただくと。そこら辺の兼ね合いがまだ確実に決まっておりませんので、平江委員のおっしゃったように、やはり追っていくには資料もあったほうがいいというようなお話でございますので、そこら辺をまだしばらくどちらがいいのかと検討をしっかりしていただきたい。ということで、平江委員、いいですよね。
終わります。

◆藤永弘 委員  そういうことで、もし今ペーパーレスにするにしても、やはりちょっと期間を置かんと無理だろうという意見を取り入れながら、また機能的にはペーパーレスでいくとなったとしても、そういう質問されるように配慮してもらわんと、もう何かばっと言われた後で、ああ聞きたかったけどどこだったからわからんから、しようがないなじゃいかんと思うんです。我々は、やはり聞かなきゃならないことは確実に聞かないとと思います。その辺は着実にできるような対応を求めておきます。

○坂田誠二 会長  今の意見等も踏まえた上で、次回、最終的にタブレットの運用については決めたいと思いますので、今いろいろ公明党、自民党からもあったようなその辺のことも踏まえて最終的に、先ほどちょっとお諮りをしているように10月21日かな、その日にはっきり決めたいと思っておりますので、皆さん方、その辺しっかり会派で決めていただきたいと思います。
以上、タブレットについてはようございますか。

◆田中敦朗 委員  一応、意見だけです。予算を見ると1年間で今の手法に比べて500万も値上がりするというのは、やはり今の行革であるとか、税金を有効に活用するという考えからすると、議会で独自にやってこのサービスを追加するためだけに1年間で500万円予算を要求するというのは、果たしていかがなものかというふうに今感じているというのと、会派の中でもそのような意見が出ましたということだけ……

○坂田誠二 会長  今の田中委員の意見もですよ、確かにその点は、今までよりも3倍ばかり高くなってとなると、現実論としてということは、便利にはなるけれどもという、私も今のでも結構なんですけれども、いろいろ扱う人たちは特にそういう要望はあるんだけれども、その辺も検討いただきたいと思っております。よろしくお願いしておきます。
次に、各会派より提出をいただいております議会活性化に関する今期の検討項目について御協議いただきたいと思います。
それでは、まず、各会派より提案内容の趣旨について簡単に説明をお願いしたいと思います。
自民党市議団からよろしくお願いします。

◆高本一臣 委員  市議団としては、今後この検討会において、次にこの紙面に書いてある3つの点について検討してみてはどうかということでありました。
1つずつ説明させていただきます。
まず、政務活動関連について、要するにキャッシュレス化におけるカード支払いについて、これは今、原則として認められていないということであります。1つ懸念されるのが、個人宛てのカード決済をすれば、そこにポイントがたまってしまうというのがどうしてもやはりネックになっているんじゃないかなと思っております。もう各議員さんほとんどが自分で、例えば政務活動費を使って視察に行ったり、陳情とかに行かれるときには、ほとんどもうカード決済で申し込んでおられると思います。本当に便利で安いので。
そういった観点から、要するに世の中でももうキャッシュレス化も進んでいる状況の中において、何かしらの一定のルールをつくって、そしてカード決済ができるように進めていってはどうかというのが1つであります。
それから、議会運営関連ですけれども、2点ありまして、1つ目が議員定数の見直しについて。これはこの4月からまた任期が新しく皆さんかわりますけれども、前の検討会でも議論がされました。そのときの議論の内容は、震災からまだ数年しかたっていないし、みなし仮設住宅に住んでいらっしゃる方もまだまだ多くいらっしゃる中で、人口の流出あたりが今後も固まらないだろうということで、次回の検討会で議論すべきだというような意見でした。
それを踏まえまして、ちょうど来年は2020年、5年に一度の国調があります。震災後、各区でかなりの人口の移動、これが合っているというふうに私たちは感じております。しっかりその国調において、各区の人口状況を見ながら、これは定数をふやすとか減らすとかの問題じゃなくて、まずは各区の人口の現状を見ながら、そして熊本市の人口減少突入における状況、さまざまな総合的な状況から判断して各区の定数、全体の定数を見直していくことをやらなくてはいけないんじゃないかというところであります。
それから2つ目、一般質問における時間、回数の見直しについてでございます。これは我が会派でも今期、最初に議論を一応させていただきましたが、まず、当面は現行どおりでということで、その後、いろいろ検討会等で見直しができるならしていこうという話でもありました。
ちなみに、私、今回の第3回定例会で10人の方が一般質問されていますけれども、この方の質問時間を調べると平均約92分でした。そういう中において、過去も大体そのぐらいの時間帯でおさまっているような状況であります。そういった観点から、たまたま例として1人90分というふうにしましたけれども、これは県議会では60分にもなっていますし、そういった議論はこの検討会でしていけばいいんじゃないかなと思いますけれども、とりあえず120分というのはやはり若干、人の話をずっと120分聞く、聞くほうにとっても非常にこれは大変じゃないかなというふうに思います。
そういった中で、中身をしっかり、一般質問の趣旨を充実させて、できるだけ聞くほうも話すほうも一番ベストな時間帯、これを検討していくことにより、仮に1人90分に短縮したとすれば年に2回も可能になるでしょうし、要するに議会の短縮にもつながると思います。短縮につながればおのずと費用弁償も削減されるというふうで、それぞれがいい方向に持っていければということで、提案させていただきました。
以上3点、ちょっと長くなりましたけれども、今後の検討事項として課題を挙げさせていただきました。

◆西岡誠也 委員  キャッシュレス化については、今、自民党の高本委員からあったとおり、全く一緒でございますのでよろしくお願いします。
もう1点は、政務活動の携帯電話の機種代の問題です。今現在、公用と私用と2台持っている場合は、公用の場合は機種代、通話料を全額政務活動で見るということになっています。ところが、1台で公用、私用両方を兼ねるとした場合には、通話料の半額を見るという基準になっているんです。機種代は見ないということですから、バランス的に考えて1台で公用、私用を使う場合は、機種代も通話料も半額見るということにするべきじゃないかというふうに思っていますので、それは検討していただきたいということです。

◆高瀬千鶴子 委員  公明党で話し合いました内容について説明させていただきます。
タブレットにおける現在のサイドブックスの使い方に関しまして、先ほどの説明もありまして、資料データの移動は難しいと、2画面は難しいけれどもできるということで先ほどの説明ではなっておりましたけれども、この辺が出ておりました。また、資料への書き込みについては、先ほど藤永委員からもありましたけれども、タッチペンの使用ができるような機能がもしも追加ができるようでしたら、何とか検討をいただけないかということでした。
あと、資料のデータの保存ですけれども、今はある期間が来たらデータがなくなってしまうという状況でありますので、過去のデータも何とか見られるようなシステムをできないかということでありました。
また、タブレットのサイズにつきまして、個人個人でもう少し大きいほうがいいとか、もうちょっと小さくてもいいとかということもあるようでしたので、サイズについてもちょっと御検討いただきたいということで案がありました。
あと、その他のアプリケーションも今のままでは難しいということではありましたけれども、今後検討ができればと思っております。また、メールでスマホ等への転送につきましては、お知らせ等をこれから検討していただけるということでしたけれども、タブレットのほうでの何か新しい機種が出たときには、個人のメールにもお知らせをしていただけるとありがたいかと思っております。
あと、議会運営に関しましては、予算決算委員会などでパワーポイントなどを使って、資料を提示しながらできないかという意見が出ております。
あと、議会に傍聴に来られる皆様のための駐車料金の免除につきまして、これから御検討をいただけないかということで意見として出ております。
あと、3点目が議員活動関連に関しまして、これは以前の先輩議員の皆様からもお話が上がっていた件なんですけれども、今各委員会で行政視察などを行っておりますけれども、その行政視察とは別に議会等でまとまって国への陳情、要望などができるような体制ができないかというような要望がございました。

◆田中敦朗 委員  議会運営関連に関しましては、自民党市議団から御提案がありました内容と若干ちょっと内容は違うんですけれども、今、社会の情勢がめまぐるしく変わる中で、本当に的確に質疑質問を行えるようにするということで、1人60分、年2回にしてはどうかというような案が出まして、こちらに関しては、1人120分、年1回という現行の市議会議員の方々が持っていらっしゃる権利を阻害することなく、年2回に回数をふやすということで、大きな権限の削除がない内容のやり方でやってはどうかという話でした。
先ほど高本委員からも話をされましたとおり、この手法でやると今回は3日で終わりますので、2日分の費用弁償が削れるというようなことがありますので、ぜひ検討していただければと思っております。
2番の参考人への日当の増額についてですけれども、先日もお呼びしましたけれども、高度な知見を聴取するために参考人をお呼びしたときに、今現在だと3,300円しかお支払いすることができないというような状況がある中で、この参考人という仕組みを使うか、もしくは別のやり方をするかは別にして、やはりちょっと少な過ぎるというようなことがありますので、ぜひ議会として正当な報酬を渡せるような形をちょっと御検討していただきたいというふうに思っております。
政務活動費関連に関しましては、人件費の支出の緩和についてということで、一応、三親等以内に関しては新たな報酬というような批判もあると、資産の形成に資するような批判もあるということで今現在は禁止はされておりますけれども、なかなか10万円とか5万円で働いてくださる方というのを見つけるのは大変だというところで、生計が別世帯であれば、この5万円というのはあくまでも事例なんですけれども、今認められている20万円のうちの半額でも構いません、生計が別であれば支出できるようにしてはどうだろうかというふうな御提案です。
2番のキャッシュレス化におけるカード支払いについては、もう二会派から御説明がありましたけれども、自動引き落としとクレジットカードだとクレジットカードのほうが安い事例とかがあるんですね。1円でも効率よく使うというような考え方をする場合には、やはり安いほうを選ぶというのが行政としては当たり前のことではないかと思いますので、そういったことも勘案して考えていただきたいと思います。
出張のキャンセル料の支出についてですが、今現在は明確に規定していないというところですので、突然病気になったり親族が亡くなったりというようなことで、やむを得ない事情のキャンセル料を政務活動費として支出できるようにしてはどうかというような提案が会派の会議の中で出ましたので、ぜひ御検討をいただきたいと思います。


○坂田誠二 会長  ありがとうございました。
では、正副会長といたしましては、今後、検討項目の優先順位等を考慮しながら、議会活性化に向けた協議を進めたいと考えておりますので、提案のあった検討項目について御意見等がございましたら、お願いしたいと思います。
どうですか、次回でようございますか。
(「はい」と呼ぶ者あり)

○坂田誠二 会長  いいですね。
それと、さっきも申し上げましたけれども、タブレットについては次の10月21日、そのときに最終的に決めたいと思いますので、各会派よろしくお願いしたいと思います。それから、今後の項目についてもそれぞれ御検討をいただいておきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。
それでは、ほかになければこれで終わります。お疲れさまでした。
午前11時37分 閉会


議会事務局職員
事務局長     大 島 直 也    総括審議員兼事務局次長
富 永 健 之
総務課長     本 田 昌 浩    議事課長     本 田 正 文
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